本音を伝えるというのは、曇った心が晴れたかのように爽やかだった。
1回その鎖を解いてしまえば、心の底から欲がどんどんと溢れ出てくる。
14歳という、本来なら中学生である私は、こんな歳でもう「我慢」というのを忘れてしまったようだ。
千星「…やっぱ、この布、外してくれねぇか ? …てめぇらの顔が見てぇ、… 」
自分から彼らを煽るように、そして誘うように、甘えた声でそう呟く。
私はスタンの膝に頬を擦り寄らせ、 くく、と小さく笑った。
…そう言った直後、私の後頭部に手をかけられ、シュルリと黒い布が解かれた。
千星「っ、…、 」
急に辺りが広くなれば、何度か瞬きをしてからしっかりと視界を映した。
真正面には美しい顔をして微笑んでいるスタンリー・スナイダーが。
首を少し持ち上げれば、ふんわりと可愛く笑っているゼノ・H・ウィングフィールドが。
目隠しをしている時間は30分もなかったはずなのに、2人の顔を見るのが久しぶりな気がして、自然と口角が上がる。
ゼノ「…ふふ、やぁ、千星。 やはりこうして目を合わせた方がいいね。 」
スタンリー「チセがどんな顔してっかちゃんと見れるしな。 」
ゼノは私の太腿の内側を優しく撫でて、スタンは上から唇が触れ合うだけのキスを落とした。
2人に触れられるのが、気持ちよくて、温かくて。
色気を感じる彼らの顔を見ると、こっちまで欲情してしまう。
千星「… ん、私も 2人の顔見れんの、 安心する、 」
彼らとの接触を素直に受け止め、くしゃと顔を崩して微笑む。
自分から彼らの身体へと手を伸ばせば、肌を優しく撫でる。
スタンリー「 嬉しいこと言ってくれんね。積極的になってさ、甘えたくなった? 」
ヒュー、と口笛が鳴り、また唇を奪われる。
私がそのまま少し口を開けば、彼はニヤッと笑い、舌を入れ込んできた。
キスをされながらオイルのついた手で耳元を触られ、ぐちゃぐちゃとした水音が私の脳内をかき混ぜる。
千星「 あ”、 …っ… は ッ 、♡♡ 」
接吻だけで目元がチカチカっと瞬いて、息が荒くなる。
スタンの行動に釣られるように、ゼノも私の足を揉み、キスをする。
その度にびく、と体が反応して、体温が増す。
しばらく2人の思うがままにされていれば、口内から舌を引き抜かれた。
スタンリー「っ、…目トロトロじゃん 、こっちまで興奮すんね…これ 、 」
ゼノ「… 本当にね 、反応もいい…見ていて飽きないよ、 。 」
彼らの猛獣のような鋭い瞳孔が、私の心をギュッと締め付ける。
2人が獅子なら、私は兎くらいだろうか。
そんな野生界の頂点に君臨しているような優秀な彼らに、喰われてしまいそうだ。
…それでも、獲物を狙うかのように、私を1点に見つめてくるその視線が、堪らなく嬉しい。
2人の瞳には私しか写っていないと思うと、優越感がゾクゾクと沸き立ってくる。
千星「…ッ” ! ♡ ゼノ…っ、ここ 触れ、 …♡ 」
腕を伸ばせば、彼の手首を掴み、自分の足の間に引っ張っていく。
口内に溜まった唾をごくりと呑み込み、ゼノの手を、完全に濡れた自分の秘部に触れさせた。
ゼノ「…!! …いいのかい、千星。 1か月前も忠告したはずだよ、 あまり大人を煽るな、とね。 」
千星「 、 煽ってねぇ、… 触って欲しいってねだってんのに 断んのかよ 、?♡ 」
煽っていない、と建前で言ったものの、実際 私はしっかり彼を挑発した。
ゼノは、「独裁者になる」と言っている割には、悪役っぽくない。
優しくて、子供みたいで、可愛くて。
好き勝手に何かをする、っていうタイプでもないため、私に触る時は必ず確認をするのだ。
それが焦れったくて、つい好きに触って欲しい、なんて思ってしまう。
ゼノ「全く、そんな言葉、僕たちは教えていないぞ。 …はぁ、断るわけが無いじゃないか 。 」
呆れたような顔を浮かべては、漸く、やる気を出したようで、私の秘部に彼は手を伸ばした。
千星「 … 、っっ ♡ 」
心臓がどくどくと高鳴り、血の流れが早くなったかのように感じる。
ゼノは、私の裂け目を開き、ゆっくりと指でなぞった。
くちゅ、と卑猥な音が部屋に響いて、部屋のムードを更にピンク色に染めあげる。
スタンリー「 っ”、…あ”ー、くそっ、 まじで可愛いな、あんた … 」
小さくそんな呟きが頭の上から聞こえてくれば、顔を持ち上げられ、焦ったかのように急にキスをされた。
千星「 … ッ んん “ 、!? ♡♡ 」
驚いたのも束の間で。
さっきの優しい口付けとは程遠く、無理矢理舌を捩じ込れ、本当に喰われてしまうような荒いキスをされた。
上下の歯茎や舌の裏など、口の中のありとあらゆる性感帯を弄られて、勝手に気持ちよくなってしまう。
体だけじゃなくて、口の中まで彼に支配されているかのような気分に晒され、マゾヒズム的な性的興奮を感じた。
千星「 ふ 、ハ…ァ ♡♡ …っは、” 、♡ 」
口先から唾液が垂れ、顎を伝う。
息が荒くなり、頭が真っ白になって、脳が溶けるように何も考えられなくなる。
それでも身体だけは無意識に反応し、腰を揺らす。
本能的に求めて、 自分の底が疼いてしまう。
スタンのキスはそのくらい私を沼に落とすものだった。
ゼノ「…はぁ、腰を揺らして… 淫乱だね、本当に 。そういう君も僕は大好きだが。 」
普段は性について消極的に見えるゼノだが、スイッチが入ると一気に逆転する。
人をどうしたら興奮させられるのか、分かったかのような触り方をしてくるのだ。
キスをされているので息も上手く吸えないまま、ただひたすらに気持ちよくされている。
ゼノは私の裂け目から溢れた蜜を指で掬い、上ら辺に一つだけある赤く膨らんだ豆を、指で摘んだ。
千星 「 あ” 、ッッ ♡…ハ … っ、 、♡♡ 」
腰を震わせ、びくんと反応した。
脳内に広がる接吻の音と合わせて、快楽が増大すると、脳の機能が停止し、何も考えられなくなる。
本当に、魂と肉体が分裂して、宙に浮いているようなイメージだ。
ふわふわとしていて、性的興奮が最高潮にまでなっている。
これが世間でいう「エクスタシーを感じる」というものだろうか。
スタンは私の唇をひと舐めしてから口を離した。
彼の唇が離れていくと、苦しさが解放されるのと同時に、口内に寂しさを感じた。
スタンリー「…は ッ 、 …チセ 、 まだ物足りなそうな顔してんね 、? ♡ 」
スタンの少し染った赤い頬は、私に興奮してくれているという大いなる印だった。
私も、キスだけで甘く絶頂させられたと言うのに、まだ物足りなさを感じている。
1度奥での快感を味わったからか、もう後には戻れなくて、再びその快感を求めてしまっている。
ゆるゆると腰を揺らせば、ゼノの手が私の陰核に当たり、その度にびく、と体を反応させる。
ゼノ 「 前はあまり此処を開発できなかったからね 。 折角オイルもある事だし、今回は君の可愛いこの突起物をマッサージすることにしようかな。 」
愉快にゼノはそう言って、私の足を指でなぞる。
そのまま秘部にまで指を持っていけば、とんとん、と陰核の先端を触った。
千星「 ッ” ~~っん 、♡♡ や、 っ”、…ゼノっ、♡ 」
触られる度、甘声が口から勝手に出てしまう。 トロトロと密が溢れ、ベットに染みを作る。
気持ちいい…♡
としか思えなくて、今よりも更に2人に依存し、堕ちて行く。
スタンリー「…んじゃ、俺はこっち、 もっとあんたの声聞かせな ? 」
横から2本の腕が、私の胸へと伸びた。
そして、スタンは私の胸のピンク色の突起物を、優しく撫でるように指の腹で触った。
私の身体にある、計3つの突起物は、彼らによって刺激を与えられている。
千星「 ぃ”、っ…あ”、ッッ ♡♡ はー…っ♡♡ 」
上手く息が吸えなくて、犬のように口を開けてどうにか酸素を体に入れようとする。
ビリビリと電気が流れるような快感に、可笑しくなりそう。
そんな私に、スタンは胸を弄っていた片方の指を私の口内に入れてきた。
千星「 ふ ゥ っ 、♡ は、…ッ、? ♡♡ 」
彼の指は、私の歯を、舌を、上顎をなぞり、口の性感帯まで開発しようとしてくる。
そんなスタンと目が合えば、
「Lick it (舐めて) 」と笑顔で言われた。
私は彼の言う通りに、舌を使い、彼の指を満遍なく舐めた。この太く、ゴツゴツした男らしい手は、何となく愛らしさを感じた。
ゼノ「此処も充血してきたね、これだけ分泌物が多いなら、もう少しだけ、刺激を強めても大丈夫そうだ 。 」
ゼノは、まるでなにかの実験をしているかのように今の状況を楽しんでいる。
スタンに上を向かされているせいで、余りゼノの顔は見えないが、声が上擦っているのが簡単にわかってしまう。
必死にスタンの指を舐めていれば、グッ、とゼノの指先に力が入ったのを感じた。
そして、その瞬間に体が仰け反るような快感が訪れた。
千星「 ぉ” ッッ 、 !? ♡♡」
ビクンビクンと勝手に腰が跳ね、バチバチっと火花が目の前に飛んだ。
中での快感とはまた違う快感に驚きながらかくかくと揺れる腰を何とか抑えた。
スタンは急なことに驚きながらも、私の声に欲情したような顔をして、私の口内から指を抜いた。
スタンリー「 いい声じゃん、 ? ♡ その声もっと出させてやりてぇな 、 」
悪魔的な囁きを耳元で感じながら、火照った身体を2人に預けた。
ゼノ「開発は完璧だね、 ふふ、 千星の普段聞けない声も実にエレガントだ。 どうだい? 陰核で 絶頂を迎えるのは 、 」
千星「 …は、ッ 、 ー は ぁ … ♡♡ 気持ちい…癖になる っ、 ♡ 」
自分が変な声を出したことにも気づかないくらい、気持ちが良かった。
私の身体の全部が、彼らに知られていく。
…んまぁ、正直 悪くはねぇ 。 こいつらなら、私の全部を見せられる。
スタンリー「それ無意識か? 随分と可愛いことしてくれんね 。 」
ゼノ 「本当に…目を疑うね 。 1か月前の君から、ここまで変わってしまった。 …変えたのは僕らだが 。 」
私は、スタンとゼノの腕を優しく掴み、2人の人差し指にそれぞれリップ音を鳴らし、キスをした。
子供のように彼等に甘え、擦り寄る姿は、もし冷静な時の私が見たら黒歴史化するだろう。
だけど今はこれでいい。
素直に、ただ伝えたいことを伝えるだけ。
IQを2くらいにするのが丁度良かったりするのだ 。
それから、彼らの腕を離し、そこから自分の下腹部を手でさすった。
彼等の目に視線を向ければ、満面の笑みでこう言った。
『 If I put your stuff in me, it will reach here, right? I want to feel all of you. So don’t rush me anymore … ♡♡ 』
(待って待って……時が経つのが早すぎて嫌になりそう… 遅くなってすいませんでした!? 理由は…まぁなんか察しといてください…。 というか新しいPV、…なんとゼノとスタンリーの声優とカラーでイラストが出ましたね!?もう感激で…!! スタンリー金髪でありがとう…!ということで、是非PVの感想を話しましょう!コメントもお願いします! ではまた!! )
日本語訳
『 …2人のモノを私の中に挿れたらここまで届くんだろ? 私は 、てめぇらのを早く感じたい。 …だから、もう 焦らすな…♡♡ 』
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