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#この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
蛇子_tako
78
コメント
3件
もう第7話、読ませていただきました……。 最初の“上に上がったままの腕”とか“手首に残った痕”だけで、小柳くんがどんな状況でどれだけ疲れ切っているかがじんわり伝わってきて、胸が苦しかったです。 トイレのシーン、エクスさんの執着の濃さがすごくて、徐々に追い詰められていく小柳くんの焦りと困惑が痛いほど伝わってきました。“男はそういう時…”って耳元で言われて思わず見てしまう流れ、すごく生々しかったです…。 続き、どうなってしまうんでしょう。ドキドキしながら待っていますね。
ふと目が覚める
体が軋んでいる様に悲鳴をあげていた
上に上がったままの腕を動かすと、いつのまにか拘束器具が外されている
ゆっくりと腕を下げるとその手首は赤くハッキリと痕が残っていた
俺は体をそっと起こすと辺りを見渡す
ベッドしかないこの部屋には俺だけ
足元に置かれたバスローブを肩から羽織る
俺はベッドからフラフラと立ち上がると、力の入らない足で扉へと歩き出した
カチャッ‥‥カチャカチャ‥‥
そうだとは思っていた
でも俺は強引に何度もドアノブを回した
ガチャガチャカチャッ‥‥ドンっ!
俺はこの部屋から出たかった
それには理由がある
ガチャガチャ‥‥
「‥‥小柳?どうかした?」
「‥‥エクスさん‥‥‥‥開けて下さい」
「ダメだよ、なんで?」
「‥‥‥‥トイレに‥‥」
「あぁ、そうか。OK、待ってて」
ドアノブに鍵が刺さる音がする
そして目の前の扉が開いた
「トイレはこの部屋の隣だよ」
「‥‥ありがとうございます」
閉じ込められていて何がありがとうなのかわからないけど、俺はとりあえずエクスさんにお礼を言って隣のトイレに足早に向かう
扉を閉めると何も履いていないそこへ、バスローブを捲って触ろうとした
その瞬間トイレの扉が開き、俺は後ろから抱きつかれる
「‥‥ッ!ちょっと!」
「なぁに?」
「ここトイレですよ⁈」
「知ってる。我慢してたんでしょ?」
「いっ‥‥やめて下さいっ‼︎本当にっ!」
後ろから抱きつかれると俺は前に出る形になり、便器を少しまたがって前に手を突き出して壁に着いた
もうその時には既に遅かった
俺のものはエクスさんにギュッと掴まれ、数滴蓋が開いた水の中に落ちて行く
「やめて下さいっ!離してっ‥‥!」
「どう?出せそう?」
「そんなっ、汚いのに離して下さいっ‼︎」
「出そうとしてみてよ?」
「何言ってるんですか⁈もう本当に‥‥」
俺は片手でエクスさんが掴んでいる手を振り払おうとしてみる
でも掴まれているそこに気が集中し過ぎて振り払えない
そんな事をしているとエクスさんが俺の耳元で笑っている
何をこんな時に‥‥
「ほらわかる?小柳」
「なんですかっ?本当いい加減にして‥‥」
「男ってこうされると‥‥立ってくる人もいるだって」
「え‥‥‥‥」
そんなつもりはない
でも‥‥
言われて恐る恐る視線を向ける
そこはエクスさんの言う通り‥‥‥‥
「手‥‥離してあげようか?どうなるかな」
「‥‥っ」
俺は完全にエクスさんに弄ばれている
.