テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
うみでき前提
Rなし
____________
できサイド
俺は俺が思っているよりも面倒で重い男だったらしい。
ニート部の決起集会もとい、飲み会に久々に参加したのがマズかった。
確かに今まで大学やらリアルが忙しい(笑)やらで参加してなかったが、暇になったからといって参加するものでも無かったなと反省する。
隣の愛方様と肩を組み談笑する男を視界に入れまいと真逆の方を見て独りで呑もうかと…あわよくば帰ろうかと思っていた時だった。
ウマ「できさぁん…どうしたんですかぁ?」
いい感じに酔いに入ったウマヅラハギが俺に抱きついてきた。
だるいのに捕まった。なんて思いながら俺と話してくれる救世主に感謝していた。
思えば…ほら?
俺って仲良い人がいるわけでもないし。
ニート部なんて尚更。
撮影でちょっと話すくらいの仲だし?
勢力だって実利だし、
インキャさんは謹慎だし、暇人さんは病んでるし。
…俺1人でこのさんに話しかけられるわけないし?
なんとなーく馴染めてないのがバレないように端にひっそりとしてるしかないのだが。
ま、強いて言うならウマさんとかなっしーくらいか?
普通に話せるのは。
…うみにゃさんとは恋人の筈なのだけれど。
只、今はウマさんと2人で談笑させていただくとしよう。
干し草の女の子たちごめんね笑
ウマさんと話しながらも先ほど避けていたはずの男が気になって仕方ない。
俺と言う恋人がいながらもカップリング売りをしてリアルでもイチャついている男のことが。
そいつらは相も変わらず肩を組み次のグッズについて話していた。
でき「仲良いようで…」
ウマ「ん?できさんなんか言った?」
でき「いや?」
俺の嫉妬の言葉は声に出ていたみたい。
…うみにゃさん、レアだよ?俺がこんなに嫉妬してるの。
俺だってさっき気づいたばっかだよ?
こんなに重いって。
話を聞かなすぎてウマさんが拗ね始めたので視線をウマさんに向ける。
視界の端では俗に言う“キスコール”で盛り上がっていた。
其方はうまみにゃさん達のテーブルだよな、と思いながらウマさんと「飲み会ノリかな?」ってふとテーブルに目を見遣る。
でき「…ぇ」
うみにゃとDDがキスしていた。
『ふぅ〜』と盛り上がる明るい声にビクッと身体が大袈裟に揺れた。
2人は、うみにゃさんは此方に目も暮れず其方で「もぉDD」なんて盛り上がってしまっている。
…キスした?
え、なに、
なんで、?
俺ら付き合ってるよね?
おれ、ちゃんと、彼女だ、よね?
なんで許せないの?
恋人がいるのにキスしたから?
相手がDDだから許せないの?
うみDDが人気だから?
そっちの方が人気だもんね、
うみできなんて、
やっぱカッコイイ方が好きだった?
DDイケメンだもんね。
しかも可愛い。
メロいってよく言われてるもんね。
…意味はいまいちわからないけど。
いい意味なんでしょ?
…わからない。なんで俺こんな傷ついてるの?
ノリだったのはわかってるのに。
本気じゃないのわかってるのに。
俺は一回のキスでドキドキするけどうみにゃは違うの?
“できさん”って優しく呼ぶ声も、撫でてくれる温かい手も、抱きしめる細いのに力強い腕も。
想像するだけでドキドキしちゃうのに。
うみにゃさんは誰とでもするんだ。
ウマ「できおこさん…?」
心配そうに見つめるウマさんに「ごめん、体調悪いから帰るね?」とお代を渡し誰にも挨拶さずに帰った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!