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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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『…え?Repeat after you?(もう1回言って?)』



「You are “water”(あなたは”ウォーター”です。)」




『はにゃ(੭ ᐕ))?(੭ ᐕ))?(੭ ᐕ))?(੭ ᐕ))?(੭ ᐕ))?』



「だめだ頭壊れた。」



何だこの教師口悪いな((




あれから、保健室の先生に




「まだ仕事残ってるから教室戻れ。」



って保健室追い出されて、教室の扉の前にいるんだけどさ。



『、怖いなぁ。』



まずまず私が入学当初馴染めなかったのは、風邪で入学式休んじゃって



そこから「学校に来ていない生徒はキャンディかウォーターじゃないか 」



って騒がれたからなんだよね。



琥珀に学校に一緒に行きたいって言われたから一日だけ、って感じで



学校に行った、みたいなのが続いてたから教室に入るのは今でも緊張で



足が震える。



まぁ、開けないといけないんだけどさ。



そう自分に言い聞かせて教室の扉を開ける。



「あ!!りぃちゃん終わった?!?結果どうだった〜?」



『…そんなのそう簡単に変わるわけないでしょ、コットンだよ笑』



琥珀は私がクラスで浮かないように必死に会話を振ってくれる。



だから、できるだけふんわりと、当たり障りのない言い方で琥珀の問いに

答えた。





琥珀には第二の性のことは避けた。



ウォーターということで琥珀に迷惑をかけたくないし、何よりそんな事で



琥珀との関係を壊したくなかった。琥珀が離れていくのが怖かった。



私は琥珀に嫌われたり、避けられたりしたら生きる意味が無い。



私という歯車が回っているのは、全て琥珀のおかげだから。





だから。お願いだから、これだけはバレないで。





もう少しだけ君に溺れさせて。

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52

コメント

3

ユーザー

神じゃないけどありがと。ぽまえのがすごいよ。

ユーザー

1話から見直してきた。 …やっぱり語彙力あって神だね

ユーザー
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