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注意
旧国注意
はぁッ…はぁッ…
日帝「くっ…そぉッ…」
1945年 8月 15日 終戦
くっそ!あともう少し…あともう少し時間さえあればッ!!
あいつをぶち殺せた!確かに殺せたッ!!
「何言ってんだよ、ついに頭が狂ったか?」
頭の中で、そう聞こえた。
日帝「……は?」
「あんな状況で勝てる訳が無いさ」
日帝「かっ勝てる!絶対に勝てた!我が大日本帝國は、神の國なのだそ?そんな御國がッッ!」
「……」
「本当に哀れだね、敗戦国は」
日帝「ッ!!」
日帝「き、貴様ァ!我が國を侮辱しやがったなぁ!テメェ!!!何様だッ!!」
誰かわからない、何処にいるか分かりもしないのに人差し指を指す。
「戦勝国…だけど?」
日帝「ははっ!そうだったなぁ、貴様らはそんな奴らだったなぁ、なぁ?」
日帝「勝てばなんでもいいと思う思考、そんなんだから人が寄ってこない!!」
「やって来るぞ?お前と違って」
日帝「頭がおかしいクソ野郎めっ!東京大空襲、あんなんおかしいじゃねぇか?自覚をしてらっしゃらない?」
「自覚はしてる、してるさ、だけどああじゃないと君は懲りないからさ〜あれで終わると思ったんだけど…」
日帝「~~~~ッ!!貴様ら連合軍はッ!」
日帝「まだ私達は貴様の植民地では無いッ!」
「本当に可哀想…とっとと地獄にくたばれ、元大日本帝国」笑
叫び、抗い
一体何にたどり着いたのだろうか
私がしたかったのは…したかったのは…
みんなの解放で…
日帝「……」
本当に哀れだ。
私は、御国の為に、天皇陛下の為に
家族の為に…!
日帝「う”ッぐっ…うぅ…」ポロッポロッ
海「…本当に可哀想だな、陸軍は…」
日帝「か、かっ…ぃ…」
陸軍航空隊「何も勝てなかったよね…」
海軍航空隊「そんなんだから、國を守れなかったんだぜ?兄ちゃん」
日帝「やっやめてッくれッ…もう、もう私はッ…」
陸軍航空隊「今更後悔したって遅いよ」笑
海「あの時だって、お前が命令したんじゃないか?」
海軍航空隊「なのに後悔しちゃってるのか?」
日帝「…ッ」
ち、違う!あいつらはそんな事言わない!
これは俺が見てる妄想だ!
…妄想…?
俺が見たくって見てるのか?
……
……
あ、あはははははっ…あはははははッ…
最低だ、俺は被害者ぶりたいのか?なぁ、なんでなんで……
ねぇ、教えてよ