TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

部屋に入ると、ソファに座り膝を抱えてる渡辺。拗ねてるのだ。目黒は、勝手知ったるでコーヒーを淹れて持って来た。



渡辺ー写真撮るくらいいいの?

目黒ー気にしない。

渡辺ー俺が、役立たずだから・・

目黒ーストップ!誰もそんなこと言ってない。

渡辺ーでも!

目黒ーもう2回、その身体、知らない男に好きにされてる。俺のものだって言ったでしょ?ナイフ持ってる相手に勝てると思うの?

渡辺ーいっつもそう!結局は目黒が解決する。俺に降りかかってきた問題でも、全部、お前が片付けてしまう。俺は守られて女の子みたいだ。

目黒ー女の子扱いしたことない。ただ、勝てないじゃん。俺は背高いし、ガタイいいしその辺の奴に負けないじゃん。翔太くんを守るのは俺の生き甲斐。大事な人をその辺の奴に好きにさせたくないだけ。

渡辺ー結局、俺は非力で、お前の庇護の元、生きるってこと?

目黒ー曲げて捉えないで。俺がピンチの時には翔太くんに助けてもらう。



そんな時があるのか?という顔をしている。目黒が少しキツく言う。



目黒ー何か問題があって、食べないし寝ないし、そんな状態で勝てると思ってるの?もう自分に負けてるじゃない。自分で解決して、俺も守るなら、自己管理してもらわないと。

渡辺ー分かりました!俺は非力なりに、自分もお前も守れるようになる!

目黒ーどうやって?

渡辺ー食べて、寝て、それでいいだろ!



悔しくて涙が出ている。

それが出来るなら、今までだって、出来たはず。目黒は、きっと無理だと思っている。



目黒ー翔太くん、俺たちパートナーだよ?互いに助け合わなきゃ。

渡辺ーこんな俺に助けられたことあるか⁈自己管理も出来ない俺に守られたことあるか⁈

どうやったら、俺がお前を助けられるか教えてくれよ!どうせそんなのないけどな!



もう泣いてぼろぼろだ。

何を言っても聞かないだろう。

嫌がる渡辺を抱きしめてキスして「今日は帰る、明日もう一度話そう」と言った。

この作品はいかがでしたか?

146

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚