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テオside
ポケモンバトルは常に危険と向き合っている。
技が人間に当たればそれは重症だろう。
昔カントー地方で幼なじみと共にロケット団を鎮圧する際に俺はポケモンバトルで大きな怪我を負った。
背中にかえんほうしゃを喰らって大火傷した。
その後も生身の身体で沢山の怪我をしてきた。
傷付くのが当たり前、痛むのが当たり前になった俺は痛みが無いと落ち着けなくなった。
ホテル内
今日はひとつの傷もつかなかった……。
きっとポケモン達も分かってるんだろう…。
有難迷惑だ、俺には傷がないと寝れない、安心出来ない。
引き出しから俺はカッターを取り左手首に嫌な程切り傷を付けていく。
滴った赤はカーペットを汚していく。
ヒリヒリと痛む感覚と流れる赤に安心する……。
数日後
俺はワイルドゾーンに入り浸り経験値を集めていた。
つまらない。痛みが全ての生なのに……。
テオ『…帰ろう。』
ホテルに戻って来ても熱は治まらない。
切って切って切って、切らなきゃ不安になるッ。
ひとしきり切って安心していると…。
扉から
カラスバ「起きとる?最近会えんくて逢いに来たでぇ?」
必死に俺は左腕の傷を隠して……。
テオ『急だったね?この辺で仕事でもあった?』
カラスバ「…まぁな。なら邪魔すんでぇ?」
カラスバはそのまま部屋に入り何も言わずに俺の横に座る。