最後の初恋____
第4話
理科の先生「はいこれで席替えも終わりー!切り替えて授業はいるよー予め書いといたからこれ写してー!」
竜胆(クソっ見えねぇ、あの先生字ちっちぇんだよな)
藍「竜胆くんどうした?もしかして字見えない?」
竜胆「あぁ…うん、」
藍「私書き終わったから写していいよはいっ!」
竜胆「おぉ、ありがとう…」
竜胆(藍って、国語の時も思ったけど書くの早いよな)
竜胆「ん、書き終わったありがとな」
藍「全然OK!」
理科の先生「写せたかー?よし、写せてそうだな!」
理科の先生「授業はいるよーここは酸素を_____ 」
藍(理科嫌いなんだよなー眠いし寝ちゃおうかn…)
藍「スースー」
竜胆(はぁ?こいつ寝てんじゃん…こいつの分のノート取っといてやるか、んっやっぱ見えにくい)
カキカキ____
キーンコーンカーンコーン
藍「はっ!寝てた!!」
藍「どうしよ、ノート取れないや…」
竜胆「お前寝てたろ、ノート…とっといたから」
藍「ほんとに!?ありがとう!」
竜胆「…おぉ」
春千夜「おい竜胆!」
竜胆「は?春千夜?」
春千夜「お前ちょっとこい」
竜胆「わかった」
春千夜「お前さ、藍のこと好きだろ?w」
竜胆「なっ、なんだよ急に」
春千夜「見てりゃ分かるわw」
竜胆「まぁそうだけど…」
春千夜「じゃあ俺とお前はライバルだな、」
竜胆「お前も藍の事か好きなのか?」
春千夜「まぁな」
竜胆「俺絶対負けねぇから」
春千夜「俺も譲る気ねぇよ」
竜胆「じゃあな」
春千夜「おう」
ガラガラガラ
竜胆「あれ人ほぼいねぇじゃん」
藍「あっ、竜胆くん!」
竜胆「おぉ藍、なんでこんな人すくねぇか分かるか?」
藍「え?今日は4限目で終わりだよ?」
竜胆「そっか…忘れてた」
竜胆「…」
藍「…」
竜胆「なぁ、」
藍「ん?」
竜胆「せっかくだし一緒に帰らねぇ?」
藍「いいよ!帰ろー」
トコトコ
竜胆「…」
藍「…」
竜胆「お前って好きなやついんの?」
藍「急だねー」
竜胆「で?いるのいねぇの?」
藍「ん〜好きではないけど気になる人ならいるよ」
竜胆「なるほどな」
藍「逆に竜胆くんはいるの?」
竜胆「俺はいる」
藍「えっ!誰々!」
竜胆「絶対言わねぇ」
藍「え〜教えてよ!」
竜胆「やだねぇw」
藍「なんでーw」
竜胆「ww」
竜胆(あぁこの時間が…)