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意味深……… 表現の仕方がすごく上手です…!✨
俺の彼女は最近ずっと塩対応をかましている。
「しゅうと♥おはよー♥ 」
「…」
俺が何言っても反応しない。そんな所も可愛いポイントだ。
しゅうとはあんまり動かないから身の回りの世話を俺がしてる。
「ご飯できたよー」
「…」
ご飯の時もしゅうとは自ら進んで食べないから俺があーんってして食べさせてあげる。
しゅうとは最近小食になっちゃったからあんまり食べないんだけどね。
「お風呂入ろっか」
何故か頻繁に匂いが強くなっちゃうから一日に二回お風呂に入れる。その時も俺が洗ってあげる。
大変じゃんって思われるかもしれないけど、俺は楽しいからやってる。
お風呂が終わったあとは布団に入る。
しゅうとは最近冷え性になったらしくて身体が冷たい。だから俺がギュッってしてあっためてあげる。
時々かざねとりもこんが遊びに来るけどしゅうとは何故か引きこもっちゃう。
俺以外と会いたくないのかな?
そんな所も可愛くてさらに好きになるな♥
最近近所の人に俺の家から異臭がするって言われることが多くなった。
別にゴミも貯めてないし、生ゴミもコンポスターに入れてるから問題ないはずなんだけど…
「なんでなんだろうね」
「…」
まあ、もし引っ越してもしゅうとと一緒ならどこでも行けるからいいや♥
今日はりもこんとかざねが遊びに来た。
しゅうとは変わらず部屋にいる。
りもこんがしゅうとの話をしだした。
「そういやしゅうと最近見てないけど元気?」
「たしかに、ちゃんと見てるんですか〜?彼氏のふうはやさーん(笑)」
「ちゃんといるよ(笑)」
そんなふうに色々雑談していた。しばらくして、俺は用事を思い出した。
りもこんとかざねに言って俺は少しだけ出かけた。りもこんとかざねはしゅうとの部屋までは行かないだろうからまだ大丈夫だと思う。
ふうはやが出かけてから10分くらい経った。
俺とりもこんはふうはやのゲームを勝手に借りて遊んだ。
「なあ、かざね…」
りもこんが変な匂いがすると言ってきた。
俺はそんな匂いがしているのは気づかなかったけどたしかによく嗅いだら少し異臭がした。
「これ…どっからだ?」
「探してみるか…」
俺らは二人で匂いを辿って行った。
着いた先はしゅうとの部屋の前だった。
「ぅわ…めっちゃ腐敗臭みたいな匂いする…」
「ここしゅうとの部屋だよな…」
「中で何やってんだ?」
俺らは恐る恐る部屋のドアを開けた。
「…え?」
「…は?なんでッ」
家に戻ると警察がいた。 りもこんたちが事情聴取を受けていた。
こっちに気がついた瞬間かざねが走ってきた。
「ふうはや!どういうことだよ! 」
「えッ…」
「なんであんなになるまでしゅうとをほうっておいたんだよ!何やってんだよ!」
「何って…」
「しゅうとと一生一緒に居れるようにしただけなんだけど…」
「は?」
好きな人とは一緒に居たい。
当たり前のことなのになんでかざねは俺がおかしいって顔をしてくるんだろう…
「ふうはやさんですか?」
警察が聞いてきた。
「貴方を殺人、死体遺棄の容疑で逮捕させてもらいます。」
俺が殺人?なんで?
腕に手錠をかけられた。
どうして?何もしてない。しゅうとと死んでも一緒にいようとしただけのに…何がダメなの?
しゅうとが家から出てくるのが見えた。
待って…なんで連れてくの?しゅうとは俺と死んでも一緒で…俺にずっとお世話されてくはずだったのに…なんで?
「なんで?どうして?連れてかないで!待って!しゅうと!!」
「しゅうと!!!!」
置いてかないでッ……