酔わせたくて

注意事項は一話参照

いろいろあったけど頑張ってこ

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桃「ただいま…」

返事なんて返ってこない、当たり前のこと

桃「はぁ…」

嫌なこと、初めてのこと、いろんな感情が混ざってぐちゃぐちゃ

になってる

『待っとるから』

その言葉が頭から離れない、心が射抜かれたみたい

桃「あ、…」

ポケットには見慣れないハンカチ、ユウさんのだ

桃「悪いことしちゃった、…返しに行かなきゃ」

あの街は俺の家からちょっと遠い、だから少し面倒だけど…

桃「また、会えるよね」

俺の鼓動は高鳴っていた

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黒「ｯ…///」

初めての接客、先輩からいろいろ教えてもらったことを使った

でも最後のは恥ずかしい

「待っとるから」

ちょっとキザなセリフ、もう言わない、絶対に

黒「あれ…？」

ハンカチがない、ないこさんに貸したあと…持ち帰っちゃったか

な？

黒「来てくれるかな…」

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俺、見ちゃったな

？「あーあ……」

……？…