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サブ垢の書き方でやりマス…
R18無し
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炎に囲まれたこの場所…地獄。ここは天界からの追放者が集まる最後の地。
俺とfuはその内の最も辛い場所、生き地獄のエリアを担当していた。
「はぁ〜…今日も狂った人たちを見るだけの仕事か〜…つまんな…」
君はいつもつまらなさそうに仕事をしている。
「kzはつまんないと思わないの?」
「う〜ん…」
「仕事をするための理由があるからつまんなくはないね」
「まじかよ…どんな理由?」
「…人の断末魔が聞こえる…から?」
「…え…怖」
もちろん今言った理由は嘘。本当は君が好きだから。
仕事が終わるといつもすぐどこかに行くから全く話せない 。
仕事をしている間はたくさん話せる。だからこの仕事は好き。
「あ、時間だ」
世間話をしていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。
明日のための掃除をして、帰る。いつもと変わらないスケジュール。
でも、今日は違った。
「〜♪」
「fu今日はご機嫌だね」
「え!?そう!?」
「うん」
いつもよりfuの機嫌がよかった。掃除が終わりに近づくにつれ、なにかを楽しみに待っているようにしている。
怪しいな…
疑いたくないけど…少しfuのあとをついていこうと思う。
「kz!おつかれ〜また明日〜!」
「うん、また明日」
帰るふりをしてfuに気づかれないようについていく。
少し小走りでウキウキしている。
しばらくして誰もこなさそうな岩山がたくさんある場所に着いた。
「ーーー!」
「〜〜〜…」
誰と話しているんだろう…
そう思って少し覗いてみた。
「…は?」
あれは…いや…違うと思いたいけど…でも、 もう一度見ても変わらなかった。
白い羽根に金の輪…あれは…天使だ。
なんでfuが天使なんかと話してるんだ…?しかも…楽しそうに…
なんで…なんで…なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで…
「…ずるい」
ずるい…あの天使が…fuは俺の物。
閻魔様に言おう。すぐにその判断が出た。
地獄の者と天界の者は一切の関わりを持ってはいけない。そんな決まりがあるから。
ごめんねfu。でも、俺を裏切ったのはお前だから。
あれから数年。俺は出世をして獄卒者専用地獄の管理を任された。
そこにはもちろんfuがいる。
だってあのときfuの隣にいた天使を殺して証拠として突きつけて、ここに投獄させたから。
「おはよう♥」
「…kz?」
「うん、久しぶりfu♥」
「ッ…」
やっぱりその顔…絶望に染まりきった顔…♥fuの感情の中で一番大好きだな…♥
「…んで」
「え?」
「なんで…俺をここに押し込んだの…」
「…好きだから」
「好き…って…」
好きだから。
好きだから一緒の場所を選んだ。
好きだからfuに近づいた。
好きだからあの天使を殺した。
好きだから君をここに入れた。
当たり前の事じゃん。
「そんなの…好きって言わないよ…」
「ん〜ん。これが俺の『好き』 」
「俺なりの愛情表現♥」
「ッ… 狂ってる…」
狂ってなんかいないよ?俺はちゃんと自分の欲のままに従っただけ。
君が俺を見てくれないから、俺しか見れないようにしようって考えただけ。
俺が管理できるように俺の手の届く所に置いておこうって思っただけ。
なんにも狂ってないよ?
「これからもよろしくね、fu♥」(頬触
「ぃッ…やだッ…」(泣
欲に従ったらこんなにも幸福感が味わえれるんだ♥♥
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一番書きやすい書き方です。(Rが無い場合限定)