続きです
中也は気を失った太宰を抱え、家へ向かった。
帰り道の最中、太宰は先刻迄中也に攻められ続け、疲れてしまったのか一度も目を覚ますことがなかった。
中也は家に着くと、寝室へ向かいベッドに太宰を寝かせた。
首には先刻絞めた跡がある。
まるで首輪の様だった。
『(狗はどっちだよ。)』
中也は首の跡を愛おしそうに指でなぞる。
ふと中也は気になった。
それは太宰の顔の包帯。
中也は出会ってから一度も太宰の包帯の下を見た事が無い。
好奇心には勝てなかった。
『(寝てるし、今なら…。)』
中也はそっと、顔の包帯を解いた。
『……!』
『(前から思ってはいたけど、此奴こんな綺麗な顔してんだな…。)』
顔を隠す物が無い分より一層のそう思った。
それにしても太宰の身体は細くて軽い。
先刻抱えた時も思った。
あんな事しておきながらも少し心配だ。
中也は太宰のワイシャツのボタンを外していき、太宰の白くて細い身体が段々と露になっていく。
腹筋は割れてはいないが、真ん中に薄い線が入っている。
『(やっぱり細ぇなあ。ちゃんと食ってんのか?)』
思わず触れてしまう。
そうすると、太宰の身体は軽く震え、少し声を漏らす。
『(可愛い反応しやがって。)』
その時、太宰は目を覚ました。
「……、生きてる…。」
『やっと起きやがったか。』
「中也?私を死なせるんじゃなかったの?」
『ンな心算最初からねぇよ。』
『俺の目的は手前をここに連れてくることだ。』
「へぇ、それで?私をどうするの。」
『ンな事決まってんだろ?』
『今から手前を抱く。』
「厭だけど?もう一度云うけど、私は君の事好きじゃないから。」
『わかってんだよ。』
「何?君、自分の事を好いてない男を抱く趣味でもあるの?気色悪い。」
『五月蝿ぇよ。手前、今自分がどんな立場にあるかわかってんのか?』
太宰は今、腕は拘束された儘で、ベッドに押し倒されている。
まともに身動きできる状況では無い。
その時、
「ちょっ、やめて!」
「返して!変態!」
中也は太宰のベルトを外し、ズボンを脱がし始めた。
そして、太宰の耳元に近付き、
『今夜だけ、だ。』
『云っただろ?今日は俺の好きにさせろ。 』
太宰は身体を震わせ、力が抜けた様だった。
中也は太宰が気を失っている間に用意したであろうローションを手に取った。
手に付けると、ゆっくり指を挿れ始めた。
「ふっ、うっ…うぅ……!///」
「はーっ、//あっ///い゛っ!?//」
「はあっ、はあっ……//」
「抜い、って!……う゛あ゛っ♡」
『増やすぞ。 』
「まっ、やめっ…あ゛!?♡」
「ひっ……ろげ、ない…でぇっ///」
数分後
『そろそろいいか。』
『挿れんぞ。』
「やめっ、!///」
「っあ゛♡はーっ、はーっ//」
『きっつ、』
「ぬ゛い゛て゛っ!//」
『動くぞ。』
「はっ、う゛っあ゛……ああっ♡」
「や゛め゛っ、あっあ゛ぁ///」
「も、イクっ、からあっ///」
「っあ゛あ゛あ゛♡」
太宰は達したが、
『早ぇなぁ。俺はまだだかんな?』
『まだへばってくれるなよ?』
コメント
19件
ちょっと、、、この子の親誰⁉︎産んでくれてありがとうございます!!
今まで呼んだ作品の中で1番よかった、、、
あぁもう大好き!!!ありがとうございます!!