テラーノベル
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いいの思いついちゃいました~、!! 💭
マンネライン 付き合ってる
ジヨテソ 兄弟
( シングルマザーです )
⚠︎︎ 無理矢理 系 ⚠︎︎
🐉 23歳 👼 22歳 🐼 21歳
_ start
俺とテソンヒョンが付き合ってそろそろ1年くらい
経つ頃だった。
テソンヒョンに誘われてあまり人気のないカフェへとデートとして行った日。
テソン 「 ねぇ、 スンリヤ 。
明日僕の実家に来ない?? 」
スンリ 「 テソンヒョンの実家にですか!? 」
俺は目を輝かせて嬉しさを表した。
だってテソンヒョンの家なんて初めてだし。
あと。
親に紹介するってことは結婚も
考えてくれてるってことだよね。
テソンヒョンは本当に誠実な人で
俺が夜の性交渉を求めても 「 結婚するまで抱かないって決めてる 」と何回も断られてきた。
… ふふ、
早くテソンヒョンのち×ことか、深くて甘いキスとかを感じたい。
スンリ 「 行きたいです!! 」
テソン 「 よかった。
それと、もう1つあるんだけど 」
スンリ ( ??
テソン 「 僕の兄もその日に実家に
帰ってくるみたいなんだ。 」
スンリ 「 テソンヒョン、お兄さん居たんですか !? 」
テソン 「 あれ、言ってなかったけ、 ?? 」
スンリ 「 言ってないですよ ~ !! もう、 」
俺は頬を膨らませて
テソンヒョンの腕を ぺしッ と叩いてやった。
テソンヒョンには 「 そこまでか?? 」と
変な顔されたけどそこまででしょ ー が !!
と俺は心の中で突っ込んだ。
だって。
お兄さんが居るなんて俺に義兄が出来るってことじゃんか!!
どんな人なんだろう。
テソン 「 それで、僕のヒョンは人見知りで、あんまり人と話せないんだ 」
スンリ 「 … そうなんですか、 」
残念だな~、
話しかけたら迷惑かなぁ …
俺がしょぼんと肩を竦めたのを見て
テソンは慌てて言い訳のように言葉を選ぶ
テソン 「 でも、 人と話すのは嫌いじゃない
みたいだから、ね ??
たくさん話しかけて仲良くなって欲しいんだ 」
満面の笑みで俺を見てくるテソンヒョン。
なんてこんなにお兄ちゃん想いで
優しいんだろう。
好きだなぁ …
テソン 「 お母さんはお泊まりもしていきなさいって言われてるんだ~、
ふふ、お泊まりなんて久しぶりだね 」
お泊まりかぁ~、
テソンヒョンの笑顔が可愛すぎて話なんて入ってきませんっての !!
もう、ほんと俺のテソンヒョンはずるいんだから。
スンリ 「 でも 、お母さんは俺達が 男同士で付き合ってるなんて、知ってるんですか ?? 」
テソン 「 … それが、まだなんだよね。
だから最初はお友達って事で紹介してもいいかな。絶対付き合ってる事は報告するから !! 」
少し困ったように眉を下げるテソンヒョンに
申し訳なくなりながらも俺も少し寂しかった
… やっぱり。
男同士や女同士のカップルがいてどんどんそういう偏見は無くなってきているけど理解しにくい人にはしにくいもんなぁ。
スンリ 「 はい 。
お母さんにも混乱させないように遅くてもいいのでしっかり理解して貰えるようにしましょうね、 !! 」
俺が笑顔で応えると
テソンヒョンは安心したように口角を上げた。
… でも、ほんとに楽しみだなぁ。
_ 翌日 ꔛ
テソン 「 スンリヤ ~ 、
迎えに来たよ ?? 」
スンリ 「 ありがとうございます !! 」
テソン 「 … キャリーケース !?
そんなに大荷物なの !? 」
スンリ 「 だって、 2泊3日ですよね !?
俺楽しみすぎて、洋服とか 、 」
テソン 「 ふふ、 そんなに楽しみにしててくれたの ?? 可愛いなぁ、 スンリヤ 。 」
スンリ 「 … へへ、 」⸝⸝
そう言って
俺の頭を優しく撫でてから車を出発させる
スンリ ( ここが、 テソンヒョンの地元なんだ )
車の窓からゆっくりと
景色を眺めながら思わず目を細めた。
俺の実家は凄く韓国の方でも
田舎だったから、こういう都会のような
地元が欲しかったな~、
そして到着。
スンリ 「 … テソンヒョンの家ってお金持ちだったんですね !? 」
テソン 「 え、そうかな ?? 」
そうだろ !!
こんなに大きくて立派な家。
田舎には絶対ない。
玄関の方へと
キャリーケースを引きながら
高鳴る心臓も落ち着かせる 。
_ ガチャッ
テソン 「 ただいま ~ !!
連れてきたよ !! 」
テソンヒョンの声が廊下へと響いた。
すると、ぱたぱたと奥のキッチンから
走ってくる音がする 。
母 「 あら来たのね ~ 、久しぶりね !!
こちらがお友達のスンリくん 、 ?? 」
… お友達、か。
スンリ 「 はい !!
本日はお招き頂きありがとうございます 」
手提げの袋から
お菓子の箱を数個取り出して差し出す。
スンリ 「 これ、
つまらないものですが、 」
母 「 あらまぁ、
礼儀正しいお友達ね 、 !!
どうぞ、 上がってらっしゃい ~ 」
テソン 「 うん。
スンリヤ 、 お菓子とかいつの間に ?? 」
スンリ 「 内緒です 」
悪戯っぽく笑って
「 お邪魔します 」と一礼した。
テソン 「 僕の昔使ってた部屋行く?? 」
テソンヒョンの部屋 !?
スンリ 「 行きたいです !! 」
階段を上がると
ふたつの扉があった。
奥部屋はおそらくテソンヒョンのお兄さんの
お部屋だろう。
_ ガチャッ
壁にはドラ×もんのシールやポスター。
机にも同じくドラ×もんの鉛筆など。
ドラ×もんだらけだった。
スンリ 「 … 好きすぎじゃないですか?? 」
テソン 「 えへへ、 」
俺が若干引いた目で見ると
テソンは苦笑いして荷物を真ん中の方へと
集めた。
スンリ 「 … ふふ、 テソンヒョン~、」
右端のベットに座ったテソンヒョンを見て
俺はすかさず甘えるようにくっついた
テソン 「 なんだよ~、かわいいな。 」
こんなのテソンヒョンのお母さんに見られたら
ヤバいに決まってるのに。
… テソンヒョン 、 好きすぎて離れたくないよ。
その時。
下の玄関が扉が開かれる音がした。
_ ガチャンッ
スンリ 「 … ?? 」
俺はテソンヒョンの顔を見るように
上目遣いをする。
テソン 「 あ、 ヒョンだ。 」
テソンは 懐かしいな~、 なんて顔しながら
動こうとはしない。
「 ただいま 」
下から聞こえる特徴的な声。
甘ったるいような低いような
男らしい?? ような声が響いてる。
母 「 あら、おかえり ~、 !! 」
テソンヒョンのお母さんの声も響く。
俺はその声に口角を上げながら
テソンヒョンの膝に頭を乗せた。
テソン 「 甘えん坊だな、 笑 」
テソンヒョンは俺の耳をゆっくりと
撫でて優しく髪の毛を整えてくれる
… 気持ちいい 。
安心する。
_ コンコン
「 テソン ??
帰ってきたのか ?? 」
扉の向こうから聞こえるおそらく
お兄さんの声に俺は驚いてテソンヒョンから
離れる。
テソンヒョンも目を見開きながら
ゆっくりとドアの方へと近寄った。
_ ガチャッ
「 … 帰ってきてるなら少しくらい
顔見せろよ、 」
黒くて艶やかな綺麗な髪。
オールバックのようなかきあげられた風のセット
鋭いけどどこか優しげのある綺麗な目。
綺麗な鼻筋。
整えられた眉毛。 長い睫毛。
思わず見惚れてしまうほど
オーラのある人だった。
って駄目駄目 !!
俺はテソンヒョンのものなんだから!!
なんてね、~。
テソン 「 ごめん 、 ジヨンヒョン、 」
“ ジヨン ” さんって言うんだ 。
テソンは振り向いて
俺に おいで と合図する
俺は従うようにベットから降りて
扉の方へと向かった 。
スンリ 「 こ 、こんにちは !!
テソンヒョンのお友達のスンリって言います 、 !! 」
うぅ、髪黒くしておけばよかったかな。
白髪なんて、チャラく見えちゃうよな~、
ジヨン 「 … スンリくん、 か。 」
ジヨンさんは少し目を見開いて
固まったように瞬きを繰り返した。
そういえば人見知りだったんだ、
馴れ馴れしすぎたかな。
ジヨン 「 よろしく 。
俺はテソンの兄のジヨンって言うんだ。 」
差し伸べられた手に
思わず困惑しながら手を握った 。
スンリ 「 よ、よろしくお願いします !! 」
わ、深くて優しいバニラのような匂いがする
甘ったるくて、俺は少し苦手…かも。
手を離した時に
何故か近づいちゃいけない気がして、
俺は思わず1歩後ろへと引いた。
テソン 「 これから2泊3日のお泊まり会するから 騒がしくないようにするね 」
ジヨン 「 ああ、 楽しめよ 。 」
そのままジヨンさんは
隣の部屋へと移動して俺達も扉を閉めた
( 続く )
コメント
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マンネラインはやっぱり尊い💗 お話の内容きになりすぎる、
はわわわ、新しいお話っ…!!!🫶🫶 マンネラインやっぱり最高ですね、😏👍️ 続きが楽しみすぎる…🫣💓