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月夜に愛ふたつ / 第一章

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月夜に愛ふたつ / 第一章

3 - 3話.9月3日,朝

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2024年09月03日

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3日目。




3話.9月3日,朝



ぱちり。


目が覚めると、なにやら腹部に重みが感じられた。


腕…?



後ろを見ると、すやすや眠っているさとみさん。

兎人やらなにやら言ってるけど、ほんとにこの人かっこいいな…。



…じゃなくて!!


なんで、人間の姿で一緒に寝てるの!?


昨日、兎の姿で寝てたのに…!!


それにそれに!!


なんで抱きついてるんだ…?



桃「…ん、ぅ…?」


ばくり。


眠っていた彼から聞こえる吐息が耳にかかり、頬が赤くなる。


な、なんて破廉恥な状況なんだ…!


動こうとすれば、ぎゅうっと抱き締めてくる。


恥ずかしい…!!


桃「…るぅとさ、ん…?」


ひいっ。

吐息が…!!


桃「…るぅとさん?」


黄「ひゃいっ」


心臓がばくばくなり過ぎて、変な声が出る。


さとみさんは、目をぱちぱちした後、ふっと微笑む。


桃「すみません、くっついちゃって」


黄「い、いいいいえ…」


なんで、動揺してるの、僕…。



桃「るぅとさんがあまりにも寝相が悪くて、抱き締めないと落ちそうだったので」


黄「え”っ…」


そ、そんなに悪かったのかな…


でも僕のためだったのか…。


うぅ、自分で自分を驚かせてるだけじゃないかッ…。



桃「じゃあ、るぅとさん。料理しちゃいましょう」


黄「あ、はいッ」


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