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続きです。
目を覚ました時計の針が鳴り響くベットで
「今何時だ?」
8月14日の午前12時過ぎ位を指す
やけにうるせぇ蝉の声覚えていた
「でもよ、やっぱり不思議だな。」
同じ公園で昨日見た夢を思い出した。
「もう今日は帰ろうぜ。道に抜けた時
周りの人は上を見上げ
口を開けていた。
落下してきた鉄柱がお前を貫いて突き刺さる。
劈く悲鳴と
風鈴の音が
木々の隙間で
空廻り。
ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる。
眩む世界に
君の横顔、
笑っているような気がした。