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第7話、読んでいただきありがとうございました!
今回もあきあと展開(マック組)、あっきぃ目線でお送りします!
けちちとまぜちのこと、ぷーのすけは難しい顔をしていた。
ちぐちゃんのグループ内恋愛についての可能性、ありえない話でもないから俺もぷーのすけが不安視するのもわかるんだよね。
でも、やっぱり俺はけちゃまぜの仲の良さはアンプにとって必要不可欠だと思ってる。
そんなことを打ち合わせの間考えながら、どうにか俺ができることはないかなって考えてたんだ。
ちなみに、STPRの事務所がある渋谷ヒカリエからは空がよく見える。
特に会議室の窓からは景色が良くて、まぜちも個人動画の撮影に使っていたっけ。
打ち合わせが終わり、夜と昼の境に姿を現した紫と桃色が重なった空に、俺はなんと無く二人の姿を思い浮かべていた。
❤️「そうだよな。どうにかして、二人を守ってやれないかな。。。」
俺の横に立って窓の向こうを見つめていたあっとが放った言葉に、俺は気づいたら彼の肩を掴んで声を張り上げていた。
💛「俺らで、二人を守ればいいじゃん・・・!!」
そっか、俺らで守ればいいじゃん。
なんで気づかなかったんだろう、、俺たち、6人が助け合ってAMPTAKxCOLORSだ。
❤️「んで、あっきぃ、、何か思いついたんだよな?こんだけ人の鼓膜を破ってるんだ、話してくれよ」
あっとが困ったような笑顔を向けながら、俺に尋ねてきた。
にしても、顔が良い奴はどんなに表情が歪んでも美形なのはずるい。
あっとのリスナーちゃん、これ見たら膝から崩れ落ちるぞ、、、。
💛「今問題になっているのは、まぜちがけちちとの絡みに注目されているところじゃん?ってことは色んな絡みを見せればいい。減らすんじゃなくて、むしろ気にならないくらい満遍なく関わればいい」
❤️「なるほど。もちろん、まぜはけちゃの話題に夢中になるけど、俺らでうまく二人の絡みを回していけば、まぜも話していて気にならなくなるはず」
あっとも俺の解決策にようやく気づいたみたい。
腕を組み、気むずかしげな顔をしていたと思ったら、目を見開いて俺の方を見てきた。
💛「そうそう。確か、師匠も悩んでいた時期があったみたいで、だけど、むしろメンバー全員と満遍なく絡みを増やしていったから、気にならなくなったって言ってたんだよね」
俺の師匠は、すとぷりっていうユニットのころんくんっていう人。
師匠の一番弟子はもちろん、この俺。
誰のことも気にかけることのできる優しくてかっこいい人なんだ。
前に、同じメンバーのるぅとくんと超絶仲良くて同じような内容で悩んでいたんだよね。
❤️「公式ペアじゃないと尚更、てぇてぇになるからなw今あっきぃが話してくれたこと、ちぐとぷりにも話してみよう」
💛「その前に、まぜちに聞いてみたい。その後に、全員で話し合お!!」
あっとは大きく頷いて、瞳の奥から俺たちなら大丈夫だと確信させてくれる。
そうだよな、俺らはきっと大丈夫。
❤️「よし、それなら、ここは俺がまぜに聞いてみるわ」
💛「おう、あっとに任せた!」
夕日も沈み、残っていたスタッフさんたちも退勤し始めていた。
❤️「んで、あっきぃ行くのか・・?ww」
決まりきったように、あっとがニヤリと口元を歪ませる。
💛「行くに決まってんだろぉ?ww」
そして二人で声を合わせた。
❤️💛「シーメーの時間ですっ!!www」
あとがき
なんだかんだ書いていて一番難しいのがあっきぃ目線だということに気づきましたww
いつも元気な彼の頭の中、でも実はネタをどのタイミングで出すのかメモしている勉強家な一面があるんですよね。
誰も傷つけない笑いを届けるアンプの太陽のような存在、私もこういう人間になりたい📣🩷💜❤️💛💚💙🌈
(追記)「公式ペア」表記について(29行目)
ご指摘していただき、ありがとうございました。
調査の結果、「あっきぃの芋酒場」(2024.11.29@ツイキャス)にて「公式ペアが存在しない」、と明言されていることがわかっております。
ちなみに、本編では、「公式ペアが存在する」世界線から「ペアを関係なくしていく」という流れを作っています。
ただの二次創作ではありますが、裏取りした上でお送りしております。
お話の根幹に関わってしまうので、この表記は変えないままで進めて参ります。
事実と異なるため、苦手な方いたらすみません💦
コメント
2件
公式ペアないらしいですよ