91日目
今日は山を登って疲れたな…、
もう日記をかく手もふるえるけど、、
今日はのじゅくじゃないみたいだし 、
(ホテル、なのかな?)
安眠できそう……、?
奏
『ん~…良く寝た……』
「奏、おはよう」
『まふゆ!おはよう』
『…今日はホテルで寝れたからか安眠出来たよ』
「うん。…まぁ、ここのホテル廃墟だけどね」
『う…それは、そうだけど……ベッドはあるし…?』
「……」
「あ、奏~!おはよう!よく眠れた? 」
「奏!おはよ!」
『絵名、瑞希!…うん、おはよう。良く眠れたよ』
「あははっ、なら良かった~…廃ホテルだから心配したよ~」
「正直、私もこんな所で寝るなんて嫌だけど…あんまりお金無いし……、」
「でも掃除したから綺麗になったよ」
「それはそうだけど…、!」
「あ、奏も朝ご飯食べなよ~!今日はサンドイッチだよ!」
『わ…美味しそう。ありがとう』
「これ食べたら~今日も出掛けるよ!」
『え、今日も…?!もう帰るんじゃ……?』
「…そう簡単に帰すと思った?」
『うぅ……まぁ、皆と居られるなら…?』
「あははっ、嬉しい事言ってくれるじゃん!」
『……ふふっ、』
サンドイッチを1口齧る。
ふわふわのパンに卵の滑らかな美味しさ。
何だか懐かしい味だな…と思う。
(……今日は、何処に行くんだろう…
筋肉痛なんだけどな……、、)
ーーー
「という事で~!じゃじゃん!着きました 」
『ココ、は……?』
「え、奏知らないの!?今SNSで有名なお菓子パークだよ!」
『そうなの…?』
「うん、色々なお菓子が買えたり出来たてを食べれたりするみたい」
『へぇ…楽しそうだね』
「よーし!早速入ろっか!」
「うん!」
ーーー
お菓子パークの中は凄く綺麗で、お菓子事にブースが別れていた。
「まずはチョコブースからだよね! 」
「うわ…なにこれ美味しっ!」
「あ~絵名だけ食べてずるい~!ボクも出来たてもらってこよ~♪」
「…はい、奏の分」
『あ、ありがとう!』
バタークッキーに甘いミルクチョコレートが掛かっているお菓子は出来たてだからか温かくて美味しかった。
「じゃ、次はグミブース♪」
「うわちょ、引っ張らないでってば…!」
『…ふふっ』
こんな日々が、続けばいいな…と思ってしまう。
そんなの、ダメなのに……
ーーー
「ん~一通り回ったかな?」
「あ、そうみたい。」
『どれも美味しかったね』
「うんうん!やっぱ出来たてって美味しいよね~」
「…お土産エリア、行く?」
「あ、行く行く!」
『お土産が買えるんだ…行ってみよっか』
「賛成~!」
ーーー
お土産エリアは、色々なお土産が売っていた。
お菓子パーク限定の詰め合わせセットやお菓子パークでしか買えない特別なお菓子。
お土産用のお菓子もあったりと、様々なお菓子が売っていた。
「あ、お菓子パーク限定のポリポリチップスメロンパン(チョコ掛け)味だ!これ咲希ちゃん達にも買っていこ~っと!」
「あ、お菓子パーク限定の高級チョコレート…!……ちょっと高いけど…ま、まぁ!ご褒美って事でいいよね…」
「……奏は、決まった?」
『ん~…ラーメン味のスナック菓子と、さっき食べて美味しかったチョコ掛けクッキーかな……まふゆは?』
「私は…チョコリンゴクッキーと、リンゴのグミ…」
『ふふっ、まふゆはリンゴが好きなんだね』
「……そうなのかもしれない」
「あ、皆決まった~?」
「「『うん/!』」」
「よーし、お会計行こっか!」
ーーー
「ふ~いっぱい買ったね~」
「うわ、もう2時!?早くない!?」
『ま、また野宿…?』
「んーん、今日はホテルだよ!廃ホテルじゃない普通のホテル!」
『良かった…!』
「じゃ、早めに向かおっか」
こうして私達は荷物を抱えながらホテルへと向かった。
(…今日も、楽しかったな……)
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