⚠注意事項は1話、2話と同様です。
1話、2話を見ていない方はご覧してから見てください。
※三角関係
※梵天
※蘭竜春
※♡喘
俺が起きた時は気づいたら朝になっていた。
小鳥が「ちゅんちゅん」と鳴く声。大勢のバイクが走る音。
「竜胆?いつまで寝てんだ?もぅ9時だぞ?」
は?9時?聞いてねぇんだけど!と心の中で何度も言い繰り返して、布団から顔を出した瞬間___
「起きるの遅せぇよ竜胆」
「あっ、」
そこには___頭を下げながらモジモジしている三途の姿が視界に入った。は?は?は?なんで三途がここにいんの、朝のはやっぱらから。やばいやばいっ…何このドキドキ。過去1番やばいんだけど。
恥ずかしい俺はソファの上で丸まって布団で顔を隠す。
「ははっまた照れてやがんの竜胆」
「竜胆?」
「あーうん、こいつ竜胆」
「好きな人前にすると恥ずかしがっちゃうんだよね」
「好きな…….人?」
は?何言ってんの兄ちゃん。俺好きとか言ってねぇんだけど!!!
「あっいや何でも…….てか、竜胆顔出せよ」
「ヤダッ…」
三途前にして顔見せられるわけねぇじゃん。俺の気持ち分かれよ。
「じゃ….三途がどくなら…」
まぁ俺の視界の中に入らなければいいもん。
「ん、OKどいたぞ?」
兄ちゃんの合図にしたがって布団からひょっこりと顔を出す。
約束どうり三途はいなかった。安心した俺はソファに背もたれをかけた。___すると、後ろから俺に抱きついてきた。は?なんで兄ちゃん目の前にいるのに。___すると兄ちゃんが…
「三途それだめよ〜竜胆照れちゃうじゃーん」
え…….三途?なんでっ…。「はぁはぁ」と何回も呼吸をし、赤く染まった顔を下に向けてしまった。あまりの恥ずかしさに、自分の服を手で『ギュッ』と握りしめた。
「あーあ…また照れた」
なんで俺って泣き虫で、恥ずかしがり屋で…。可愛いしか虜がない。と思っていると、俺の頭を三途が『ぽんぽん』と優しく撫でてくれた。
「なんかごめん…灰谷…俺帰るわ」
え?なんで…帰って欲しくない。え、まさか俺が何も喋らなかったから?気に食わなかったのかな…。
荷物をまとめ出ていこうとする三途。玄関を出ていこうとする三途を止めに、思いっきり立ち上がって、出ていこうとする三途と腕を掴んだ。
「うぁッ…どうした…灰谷」
と言って振り返った三途とばったり目があった。「やべっ」と思った俺は、手を離し、目も逸らした。
やばいやばいっ…。三途と対面で話すなんてしたことないから、頭が追いつかない。
「でっ…何…三途なんで…いるのッ…」
「あー三途がね”たまには弟とヤってみたい”って言ってたから」
「は?/////♡♡」
なんでなんで…思考が追いつかない。三途が…俺と?考えただけでも興奮するって言うんに、実際にヤる?そんなことしたら…俺…
「たまには…いいかなぁって…」
「まぁさ竜胆だって童貞じゃねぇんだからよ…いいんじゃん?別に」
「いいけどさっ…」
モジモジしながら物事言うって可愛いかよ。
え?なんで…こんな事思ってんの…。
「んま、夜なったら呼びに行くから、待ってて」
「分かった…」
「はぁっ」とため息をつきながら天井を見る。それに比べて兄ちゃんの部屋では、楽しそうな笑い声、はしゃぎ声が呆れるほど聞こえてくる。
「いいよな兄ちゃん…三途に好かれるなんて…俺だって好かれたいけど…好かれる要素一個もない。このまま一生片思いか…」
俺もあっちへ混じりたい。でも無理だよ。喋れないし、すぐ照れるし、泣くし。
「はぁ…だる…」
隣の部屋からの喋り声、外からの雑音、『カチカチ』となる時計の音。静かになりたい俺は、イヤホンを耳に指し、落ち着く音楽を流した。
気がついて起きると、辺り真っ暗、夜だった。
___すると兄ちゃんが『トントン』とドアをロックし、ドア越しに「俺の部屋来い」と言ってきた。
1回深呼吸をし、「よし」と声を上げた。
兄ちゃんの部屋に入ると、辺り一面香水の匂いでいっぱい。そして、気持ちよさそうにすやすやと眠る三途が視界に入った。
「可愛いっ…」
「んっ…///りんどーっ♡♡」
俺の名前呼んでくれるとか…俺…夢でも見てんのか。
「こっちぃ♡♡」
甘くて可愛げな声でそんなこと言われたら我慢できねぇよ。と急に俺のアソコが勃ち上がった。やばいと思った俺は小さくしゃがみ、Tシャツで足の先端また差で思いっきり下げた。
「竜胆…我慢すんなよ。三途欲しがってんぞ?」
「え、ァ…兄ちゃん…もぅヤっていい?♡」
「あいよ」
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コメント
2件
ついにヤるんだね、! 画面越しに見守ってるよ!(((
続き楽しみにしてます!