こんばんは🌙*゚カンヒュ好きです!
今回は、「恋と言う名の依存」の第二話です!
前回のお話、いいね沢山ありがとうございます!
誤字脱字等は、優しい目で見てくださると嬉しいです!
それでは、どうぞ!
日本「ふんふふふーん♪」
小さく鼻歌を歌いながら書類を整理している貴方の姿が見えた
こめ髪からたらりと垂れ下がる長い前髪から、紅い瞳が透けて見える
フランス「ねぇねぇ、日本ちゃん」
日本「はい、どうされました?」
早々と此方を振り返り、愛嬌のある笑みを浮かべる貴方
フランス「今日、家に来ない?」
フランス「お菓子を作ったんだけど、作り過ぎちゃったみたいで」
日本「お菓子…!!✨」
「お菓子」という言葉に甘党の貴方が目を光らせた
日本「お、お邪魔させていただいても、よろしいのですか…?」
フランス「ええ、勿論」
フランス「貴方、私のところのお菓子好きでしょう?」
日本「あ、ありがとうございます!!」
日本「では、お言葉に甘えさせていただきます!」
そういい、貴方は無邪気に微笑んだ
可愛いなぁ本当
食に目が無いところとか、こういう時だけ妙に舞い上がってるところとかさ
大好きだったわよ
純粋にね
・・・・・・・・・・
日本「いただきます」
丁寧に手を合わせ、林檎色のマカロンを口に運ぶ
パクパクと、食べた物を、頬に詰め、美味しそうに頬張る貴方
フランス「ふふ、美味しそうで良かった」
はっと我に返ったように、頬を赤く染めながら此方を見つめる貴方が本当に愛おしくて、堪らなかった
日本「す、すみません…美味しくて、つい夢中に…!!///」
フランス「いいのよ。可愛いんだから」
フランス「それより、お茶飲まない?美味しいのがイギリスのとこから入ったのよ」
日本「い、イギリスさんのところの…///!!」
「イギリス」
その言葉を聞いた途端、貴方は顔を真赤に火照らした
その一瞬
目の前が暗闇に染まった気がした
嘘だ
知りたくない
これ以上貴方のその、答えの先を知ってしまえば、私は…私はきっと…っ
何か分からない、どす黒い…蓋をしていた筈の何かに、飲み込まれてしまう気がする
だって貴方のその、表情の向こうには…
フランス「………………好きなの?イギリスのこと」
口が勝手に動いていた
信じたくないから、貴方が「そんな訳ないじゃないですか」なんて、そう言ってくれることを、夢見ているから
けれど
私のそんな淡い期待は、目の前に居る貴方によって、打ち砕かれてしまった
日本「えへへ、実は…そうなんですよ!…///」
甘ったるい表情を浮かべながら、恥ずかしそうにそう言う貴方
貴方のその目は恋をしている目だった
私がいつの日か浮かべていたその目
そして、
もう2度も、取り戻すことなどできない瞳だった
あぁ、やっぱり
私がどれだけの努力をしたって、貴方の瞳は、私を映し出してくれない
無理なんだろうな
もう
貴方も、私も
フランス「そう、じゃあ紅茶を入れてくるわね」
その場から逃げるように料理場へ向かい、普段より少し丁寧な手付きで紅茶を注ぐ
フランス「………?」
紅茶はとうに注ぎ終わっている
その筈なのに、
紅茶に波紋が起こっている
フランス「あれ、…あれ?なん、で」
何故、何故何故何故何故何故何故何故何故
……何故………!!
ポロポロ
フランス「涙…が…」
ああ、悔しいなぁ
もう当に、「純愛」なんて諦めている筈なのに
私はまだ、貴方に嫌われてしまうのを恐れてしまっている
こうでもしなければ、貴方はもう、私の傍に居てくれないと分かっているのに
覚悟を決めてしまわなければいえないのに
フランス「臆病なんだよ。私は。貴方が思っている以上にね」
涙跡が残った赤い目尻を擦りながら、私は片手に握っていた睡眠薬の袋を破った
つづく
いかがだったでしょうか!
この連載書くのがめっちゃ楽しいです!
やっぱりフラ日っていいですよねぇ
それでは!!
コメント
8件
なんか目の前がぼやけてる、なんでだろ☆あとなんか目から水が。 もういいって我をこれ以上好きにさせないでくれよ()にちゃつくやん、
あ”あ”あ”あ”ッ!!!!!😭😭これはいいッ…!!良すぎる…!!!!!もう…やばいッ!!!!!(語彙力なくなった、
もう大好きです((( あぁーっ、フランス…よりによって日本はイギリスが好き…複雑ですね…楽しみです! それと最後の睡眠剤……うふふふふ((殴