「恋」しちゃった

感度がいいのは、目黒にとって、大歓迎だ。阿部は恥ずかしい。だが、触れていると、身体が熱くなってくるのだ。

阿部ー俺、変かなぁ？

目黒ー何で？

阿部ー感度良過ぎじゃない？翔太はどうなんだろ？

目黒ー俺は、大歓迎だからいいんじゃない？

阿部は、悩んでいる。きっと自分が変なんだ。渡辺に聞きたいが、そばに目黒もラウールもいる。

恥ずかしくて聞けない。

阿部が渡辺だけに、声をかけて、少し離れたところで聞いた。

阿部ー感度良過ぎて変じゃない？

渡辺ー目黒は、大歓迎だろう？

阿部ー何で分かるの？

渡辺ー言ってたから。

阿部ー何て？

渡辺ー阿部ちゃん最高だわ。

阿部ーもぅ！めめのばか！

渡辺ー嬉しいんだろ？

阿部ー翔太はどうなの？

渡辺ー知らん知らん。

◯◯の家。

2人はシーツの中で話す。

渡辺ー阿部の感度が良くて、目黒が喜んでる。

◯◯ーそんなに感度いいんだ？

渡辺ー目黒が最高なんだけどって言う。

◯◯ー相性いいんだね。

渡辺ー俺たちは？

◯◯ー翔太も、感度いいって思うけど？

渡辺ーばか。

◯◯ーもう一度。

渡辺ーんっ。

練習日。

目黒とラウールと渡辺がいるところへ、阿部が来た。

阿部ーめめ、明日は1日勉強の日だから、今日、晩ご飯食べさせて？

目黒ーん、勉強頑張って。

ラウー阿部ちゃん、まだ勉強するの？

渡辺ー真面目が服着てる。

目黒ーそこがいいところなんだ。

ラウーぅわ〜、惚気？

目黒ーうるさい。

渡辺ーまぁ、頑張れ。

阿部ーん、じゃあ。

佐久間たちのところへ行った。

ラウーめめ、寂しくない？

目黒ー何で？

ラウー勉強中は連絡しないんでしょ？で、木曜日の夜は早く寝てるでしょ？

目黒ー俺が口出しすることじゃないよ。勉強するなら、応援したいし。

ラウーしょっぴー、凄いね。

渡辺ーラウだって、英語勉強したりしてるじゃん。

ラウー阿部ちゃんの応援しようっと！

目黒ーどう？

ラウー阿部ちゃんが、めめの家にくる日は、俺は行かない。

渡辺ー当たり前だ。

目黒の家。

目黒ーってラウが言ってた。

阿部ーうわ〜、応援？

目黒ーふふふ、そうらしい。

阿部ー頑張る。

後片付けを阿部がしてる。

目黒は、静かに、阿部の後ろに立つ。うなじを舐めた。

ガチャン

阿部ーめめ！

目黒ー手、大丈夫？

阿部ー何ともないけど！

目黒ーふふふ、真っ赤。

阿部ー今日は、我慢しようと思ってたのに。

目黒ー感じちゃった？

阿部ー大丈夫、今、頭の中で円周率唱えてるから。

目黒ーじゃあ、キスして大丈夫だね？

阿部ーだめに決まってる。洗い物まだ残ってるの！

ぷりぷり怒るフリをして、洗い物をする。身体が熱いのだ。

洗い終えてソファに行くと、目黒が誰かと電話している。

黙って、ちょっと離れて座る

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目黒ーあぁ、そういうこと？

ん、分かった、翔太くんはそこまでじゃないってこと？ふふふ、ごめん。じゃ。

阿部ー翔太の彼氏？

目黒ーん、いいこと聞いた。

阿部ー何？

目黒ー感度良過ぎなのは、それだけ、相手が好きなんだって。

阿部ー知らない！

目黒ーあれ？嫌い？

阿部ー好きに決まってる！

抱きついてきた。

熱いキス、阿部の身体が熱い。

それだけ目黒が好き。

阿部は心の中で、間違いないと思う。

大好き、大好き。溢れている。

目黒は嬉しそうに抱き止める。

目黒ーふふふ、阿部ちゃん、もう熱い。

阿部ー翔太の彼氏の言う通りかも。

目黒ー俺が好き？

阿部ーふふふ、大好き。

阿部ーめめ・・熱い・・。

目黒ーふふふ。

阿部ー欲しい・・めめの・・。

目黒ー可愛いなぁ。ホント感度良過ぎ。

阿部ーやだ、ばか。

目黒ーそんな阿部ちゃんが大好き。

阿部ーあっ・・はぁ・・もっと・・。

阿部ーいい・・そんなしたら・・でちゃう・・まだ・・やだ・・はぁ・・。

目黒ー何度でも。

阿部ーいい・・当たってる・・気持ちいいところ・・はぁ・・。

阿部ーあっ・・だめ・・でちゃう・・でる・・めめ・・はぁはぁ・・。

目黒ーまだ、奥が疼く？

阿部ーんっ・・また・・くる・・。

目黒の腕の中で眠る阿部。

幸せそうな顔を見て、目黒も嬉しそう。

続く