テラーノベル
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押し倒され、ベッドが軋む音が小さく響く。
「……やめろ」
彼はオレの手首を掴んで抵抗できないように固定していた。
「なんでやめなきゃいけないの?」
「気持ち悪い。離せ」
蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、彼を傷つけるのは少し嫌だった。
「僕Pestが好き」
「……は?」
頬を染めて涙目でオレを見つめる彼。
それに嘘など感じなかった。
彼は本気なのか?
「おい……ちょっと」
彼は服の中に手を入れてやらしく肌を撫でる。
「興奮してくれた?」
「やめ、」
胸の突起をぐりぐりと刺激されて、嫌でも体が反応してしまう。
「イってもいいよ、イって」
「やめろ、やめろ……」
「気持ちいいんでしょ、わかってるよ」
彼は挑発するように笑ってキスをしてくる。
「ん、Pest」
「う…」
無理やり股を開かされて下半身に彼の手が触れる。
「やめろ、だめ、ほんとにやめろ……」
「好きになって、僕のこと」
「は、?嫌いだよお前なんて……」
必死に抵抗するが、押さえつけられて何も出来なくなる。
「もう何しても意味ないよ、僕の言うこと聞いて?Pest」
「……チッ」
悔しい気持ちを隠せずに舌打ちをすると、彼は早速オレの服を脱がせてきた。
彼の性器がゆっくりとオレの奥に入っていく。
きつく締まるナカに、彼はすごく嬉しそうにしていた。
初めての性行為に恐怖を感じる。
知らない感覚、頭も身体も犯されていく。
「好き」
耳元でそう言われてビクッと大きく震えてしまう。
「耳弱い?ねえ」
彼はオレの耳に触れてゆっくりと弄ぶ。
ゾクゾクとした快感が頭を支配する。
「や、だ……もう、やだ……ぁ」
何が何だか分からなくて涙が溢れる。
「黙って」
口を唇で塞がれる。
乱れてどんどん汚れていく身体。
お互いの声しか聞こえない。
「上手だね、Pest」
彼のものを咥えると、彼は褒めてくれた。
頭を撫でられると不覚にも嬉しくなってしまう。
褒められることが久しぶりで、純粋に嬉しかった。
「Pest!」
数日後、Poobに呼ばれて振り向くとキスをされた。
「ね、僕ともえっちなことしてくれる?」
発情した瞳。Poobじゃないみたいだ
「嗚呼」
オレも誰かに求められるのが嬉しかった。
「えへ、じゃあベッド行こ?」
彼に連れられて寝室へ向かう。
部屋に入ると我慢できずにベッドに倒れて、服を脱ぐ。
慣れたものだ。もう抵抗なんてする気もない。
「自分でできるよ、見てて」
Noobは自分で指を挿れてぐちゅぐちゅと鳴らし始めた。
体液が付着する指に動悸が激しくなる。
「ぼく、いい子でしょ?」
オレに股がって興奮気味にそう言う彼。
「……あっ…」
「Pestここ弱いもんね」
「やめ……」
「やめて欲しくないでしょ?」
「あっ…いっ……」
「イっていいよ、ぼくでイって」
彼の手首を掴んで自身の下半身に近づける。
「…抜いて欲しいの?」
「して……」
「ふふ」
彼は優しく触れると、上下にゆっくりと動かした。
「あっ、あっ……」
「イっちゃう?」
「い、く……」
「ふふ、だめ」
彼は寸止めしてキスをしてきた。
舌が絡み合って興奮を誘う。
ずっと交わっていたい。
「色んな奴とヤってるの?ビッチ」
ほかの奴らと交わっていると、そう言われた。
何が悪いんだ。お互い気持ちよくなれるんだからいいだろ。
イライラしてセックスで気を紛らわせる。
時には首を絞められたり首輪を繋がれたり、特殊な性癖のやつもいたけど。
(オレで喜んでくれるからいい…)
承認欲求が満たされる感覚はオレを壊していった。
コメント
4件
ちょっと墓入ってくる
やばい!!!!!!!!!くそ!リピ!した!最高!です!飲んでた水気管に入ったまじで口調とか天さいすぎる😭😭😭😭ほぼ毎日小説見れて幸せです……生まれてきてくれてありがとうございますほんとに❣️❣️❣️❣️❣️❣️