🐰side
いつものようにお母さんと森を散歩していた。
すると 、怖そうな群れに出会った 、けど その中には
僕と似たような 、小さい子もいたんだ 。
🐱 「 、、、 」
お母さんが呆気に取られていると 、一匹の狼が お母さんに噛みついた 。
するとお母さんは 僕を守るようにして 数匹対 、一で戦い始めた。、
昔から僕の家系は体が弱く 、そうそう勝てるものじゃなかった 。
お母さんは僕だけを守ってそのまま 倒れこんだ 。
「 ねぇ 、お母さん 、置いてかないで っ 、 ! 」
『 はるあ 、あの群れの子達のこと 、恨んじゃダメだからね 。 」
『 お母さんの分まで 、長生きして 。』
『 愛し 、てる っ 、』
これが最後なんて 、いやだって 大泣きした 。けど 、友達が来た時には
お母さんの体は 冷たく 、冷え切っていた 。
「 うぁ っ 、 やだ ”っ 、 おかあさん っ 、! 」
必死に泣きながら母を呼ぶ僕に 、
何も言わずに背中を摩ってくれる 。
無言の沈黙が続いて数時間経った 。
最初に口を開いたのは友達の方だった 。
🍊 「 はるあ 、帰ろ 、。? 」
帰る家なんてもうない僕を優しくじゅじゅの家まで連れてってくれた 。
じゅじゅは 、とうの昔に家族は他の群れに殺されてしまっている 。
僕はそんなジュジュに泣き縋るしかなかった 。
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