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#カラフルピーチ
Ayaka0826
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#カラフルピーチ
しぁ@krpt
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第40話 準備も4人で。
冬休み。
朝、カーテンの隙間から差し込む光で目が覚めた。
💚「……んー……。」
……寒い。
布団から出たくない。
もうちょっとだけ……。
そう思って、再び目を閉じようとした、そのとき。
ピロンッ。
スマホが鳴った。
画面を見ると、たっつんからメッセージが届いていた。
💛『今日、買い出し行くんやろ? 起きとる?』
💚「…………。」
……あ。
そうだった。
今日はクリスマスパーティーの買い出しの日だ。
たっつんは朝が弱いくせにちゃんと起きれて偉いな。
💚『起きてるよー!!』
俺は勢いよく返信した。
💛『じゃ、九時に駅前な』
💛『俺もう駅前おるから』
💚「…………え?」
現在時刻、八時五十分。
💚「……えっ!?」
やばい。
やばいやばいやばい!!
💚「なんでもっと早く言ってくれないの!?」
いや、言われてたわ。
昨日、ちゃんと。
たっつんに。
……うん。
完全に俺が悪い。
俺は急いで着替え、顔を洗い、財布を確認する。
そして。
💚「いってきまーす!!」
家を飛び出した。
***
駅前。
💛「……遅い」
💚「ごめんなさーーーい!!」
💛「…まだ時間前やけどな」
たっつんがいたずらっぽく笑った。
💚「え?」
スマホを見る。
八時五十七分。
💚「……あっ、間に合ってる!」
💛「ギリギリやけどなー」
💚「よかったぁ……」
💛「昨日、あんだけ念押ししたのに」
💚「いやー、冬って朝起きるの難しいよね!」
💛「お前、夏でも同じこと言うとるやろ」
💚「……えへっ」
💛「褒めてへんよ?」
そんな話をしていると、向こうから二人が歩いてきた。
🩷「おはようございます!」
❤️「おはよー!」
二人は家が近いからよく二人で一緒に来る。
💚「おっ!二人とも!」
🩷「今日はよろしくお願いしますね!」
❤️「よーし! 買い出しだー!」
💛「その前に、これ見て」
たっつんがノートを開いた。
そこには、買うものがきれいに整理されていた。
食材、飲み物、お菓子、飾り付け。
それぞれの項目に、必要なものが書かれている。
💚「うわっ、すご!」
🩷「わぁ……! こんなに細かく!」
❤️「え、これ全部たっつんが書いたの?」
💛「え?まぁ…」
❤️「すげー……」
💚「俺、こんなに考えられないよ!」
💛「知っとる」
💚「即答!?」
ひどくない!?
💛「とりあえず、役割分担しよか」
たっつんが、なんかしらんけどいつも常備してる赤ペンを取り出した。
💛「ケーキの材料は、のあちゃんとゆあんくん。料理の材料は俺とじゃぱぱ。飾り付けは……」
💚「俺!」
💛「……いや、ちょっと待て」
💚「えっ?」
💛「お前一人に任せて大丈夫なん?」
💚「大丈夫だって!」
💛「ほんまかぁ……?」
💚「俺を信じてよ!!」
💛「……頼むで?」
💚「任せて!!」
よし!
任されたからには、最高の飾り付けをしてやる!
クリスマスツリーに、キラキラの電飾!
壁にも飾りをつけて、部屋中をクリスマス一色に!
……うん。
想像するだけで楽しくなってきた!
💛「……あ、じゃぱぱ」
💚「なに?」
💛「変なもん買ってくんなよ?」
💚「変なもんってなに!?」
💛「……いや、なんか嫌な予感がする」
💚「ひどい!!」
❤️「あはははっ!」
💛「やっぱみんなで買おう?」
💚「えー。」
💛「文句言うな。」
🩷「ふふっ、じゃあ行きましょうか!」
***
商店街。
俺たちは、まず食材を買いにスーパーへ向かった。
💛「えーっと、これとこれと……」
💚「うわー! お菓子あるよ!!」
🩷「えっ!お菓子!?」
俺は、お菓子の棚に駆け寄った。
のあちゃんも着いてくる。
💛「ちょ…!」
💚「ねえ、これ買っていい!?」
🩷「すごーい…」
💛「まだ食材買っとる途中やろ!!」
💚「でも、クリスマスだよ!?」
💛「クリスマスやったら何でも買ってええんか!?」
💚「……だめ?」
とびっきり可愛く言ってみる。
💛「……っ…予算内ならな」
❤️「………ぶっ…」
よし、やっぱりたっつんはチョロい。
ケーキよりも甘い。
💚「やったー!!」
❤️「俺、このチョコ食べたい!」
💚「おっ、いいね! じゃあこれも!」
💛「ゆあんくんまで乗るな!!」
🩷「あははっ、二人とも楽しそうですねー」
💛「のあちゃん、笑っとらんで止めてくれや……」
💚「のあちゃんはこっち側だから無理だよたっつん。諦めな?」
💛「この人たちやばい…」
🩷「えー? でも、みんなで食べるならいいんじゃないですか?」
💛「……そうやなぁ。」
たっつんは、深いため息をついた。
でも。
💛「……買ってもいいけど、買いすぎんなよー。」
💚「まじ!?」
💛「みんなで食べるんやろ?」
💚「……うん!」
なんだか、嬉しくなった。
こういうところなんだよなぁ。
たっつんって。
ただダメって言うんじゃなくて、ちゃんとみんなのことを考えてくれる。
……まあ、俺たちが買いすぎるのは事実だけど。
💚「たっつん!」
💛「なんや?」
💚「大好き!」
💛「……は、はぁ!?」
たっつんがみるみるうちに赤くなっていく。
めっちゃ面白い。
💛「そ、そんな…そんなこと言うな!!」
なんか怒ってる。
面白すぎる。
💚「えへへっ!」
💛「いや、なんで今そんなこと…!?」
💚「なんとなく!」
💛「なんとなくで言うなや!!」
たっつんがべしっと叩いてくる。
あー、面白い。
❤️「うわっ、じゃぱぱがたっつんに甘えてるー!」
💚「えー? いつものことでしょ?」
❤️「開き直った!?」
🩷「ふふふっ」
みんなで笑いながら、レジへ向かった。
***
その後。
俺たちは食材を買い終え、次の店へ向かった。
クリスマスの飾り付けを買うためだ。
💚「うわぁぁぁ!!」
❤️「すげー! めっちゃクリスマス!」
🩷「かわいい飾りがいっぱいですね!」
店の中には、赤や緑のリボン、星形のオーナメント、キラキラ光る電飾が並んでいた。
見ているだけで、わくわくする。
💚「ねえねえ! これどう!?」
俺は、金色の大きな星を手に取った。
💛「ええんちゃう?」
💚「じゃあ、これ!」
次に、赤いリボン。
💛「それもええんちゃう?」
💚「じゃあ、これも!」
次に、緑のガーランド。
💛「……じゃぱぱ」
💚「なに?」
💛「全部は無理やで?」
💚「…………。」
💛「おい」
💚「……だめ?」
俺の必殺技。
💛「予算!!」
さすがに二回は落とせなかったか。
💚「はーい……」
結局、俺たちは予算と相談しながら飾りを選んだ。
星のオーナメント。
赤と緑のガーランド。
それから、部屋を照らす小さな電飾。
のあちゃんはケーキに使う飾りも選んでいて、ゆあんくんはなぜかサンタの帽子を二つ持っていた。
💛「……ゆあんくん?」
❤️「ん?」
💛「それ、必要なん?」
❤️「え? いるでしょ!」
💛「誰がかぶるん?」
❤️「俺とじゃぱぱ!」
💚「えっ、俺!?」
❤️「もちろん!」
💚「やったー!!」
💛「……ほんま元気やな、お前ら」
たっつんは呆れながらも、少し笑っていた。
その笑顔を見て、俺も自然と笑った。
……やっぱり。
みんなで買い物するだけでも、こんなに楽しい。
***
買い出しを終えて、駅前で解散することになった。
🩷「今日はありがとうございました! ケーキの材料、ちゃんと準備しておきますねー!」
❤️「俺も手伝うからね!」
🩷「うん!よろしくお願いします!」
💚「二人とも、当日楽しみにしてるね!」
❤️「おう! 絶対最高のパーティーにしような!」
💚「ゆあんくんは練習も頑張ってね!」
❤️「うんー!!」
🩷「ありがとうございましたー!」
そう言って、二人は手を振りながら帰っていった。
残ったのは、俺とたっつん。
💛「……俺らも帰ろっかー」
💚「うん!」
並んで歩き出す。
冬の空気は冷たいけれど、買い物袋を持つ手は、なんだか少しあたたかかった。
💚「ねえ、たっつん」
💛「ん?」
💚「今日、楽しかったね!」
💛「……まだ準備終わってへんで?」
💚「分かってるよー!」
💛「ほんまかぁ?」
💚「ほんとだって!」
たっつんが笑う。
俺も笑う。
こうやって、少しずつ準備して。
みんなで何かを作っていく。
クリスマス当日だけじゃない。
その日を待っている時間だって、きっと大切な思い出になる。
💚「……あー、早くクリスマスにならないかなぁ!」
💛「せやな」
たっつんは、買い物袋を持ち直した。
それから、にへっと笑う。
💛「……楽しみやな」
💚「うん!」
――クリスマスまで、あと少し。
俺たちの準備は、まだ始まったばかりだ。
そして。
このときの俺は、まだ知らなかった。
クリスマスパーティーが、あんなに大騒ぎになるなんて。
……いや。
俺たちが集まって、何も起きないわけがないんだけどね。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
やっぱり冬休み編超長くなりそうです笑
次回 第41話 ?? ♡100↑
コメント
3件
最高、、、家で発狂してしまって親が来ました✌じゃぱぱさんとゆあんくんが被るのか、、、(゜-゜)たっつん嫉妬するやん・ω・頑張ってください🙏
第40話、楽しく読ませてもらいました! 冬休みの買い出し、4人それぞれの個性がよく出てて微笑ましかったです。特にたっつんの細かい準備とじゃぱぱの「大好き!」で顔が真っ赤になるところ、めっちゃ面白かったです(笑)。まだ準備段階なのに、もうクリスマスパーティーが楽しみになるような温かい空気が素敵でした。次はパーティー当日ですよね?何が起きるのか気になります!