こちら
『メンバーが吸血鬼だった件』
のサンプルとなっております!
rffwです!!R-18ありです!
やべぇやべぇ、と思いながら事務所を全力ダッシュする。
なぜ、全力ダッシュをしているのかと言われれば、ろふまおの撮影があったのに起きたのは撮影10分前で。
髪型や服装もそこそこに家を出て、タクシーを拾って来た。
ドタドタと音を立てながら、ろふまおの控え室に到着する。
バンッ!と大きな音を立てて、
「すんませんッ、遅れッました!!!」
と言って、ドアノブに手をかけたまま息を整え既にいる3人の顔色を伺う。
すると、不自然な所で止まった手には謎の赤い液体?が入ったパックを3人とも持っていた。
なんだろうと思って、それを凝視する。
どこかで見たことがある気がするそれを必死に思い出そうと頭をフル回転させる。
あ、思い出した。
確かそれは、ずはがたまに飲んでる輸血パックじゃないか。
いや、もしかしたらそういう飲み物かもしれない。例えば、トマトジュースとか?
あれ、でも甲斐田ってトマト嫌いやんな?
えーー?なんや、それ?やっぱ輸血パックなのか?と思って、聞いてみる。
「あぇ、あの、その輸血パック?みたいなやつなんすか?」
「あー、これは、、、」
と、3人が目を泳がせる。
「図星っすか?」
「スゥーーーー、ま、まあ、うん、、そうだね、、、」
「流石に言い逃れは無理ですかねぇ、、、」
「えぇ!?!?認めちゃうのぉ!?!?」
と、社長ともちさんは諦めたように白状する。甲斐田はなんかぴーぴー言っとる。
「うるせぇ」
「アッ、ハイッ、、」
「それにしても、吸血鬼やったんすねぇ」
「まあ、そうですね」
「ふーん、え、よく隠してたっすね。というか、ずはは知ってんすか?」
「まあ、葛葉くんとはほとんど親戚みたいなものですし、輸血パックとかよくもらいに行ってますよ」
「はぇー、そうなんすねぇ。あれ、でも甲斐田って桜魔出身ちゃうの?」
「あー、僕は吸血鬼の能力?を持った魔に襲われて、その時に吸血鬼の血が入って吸血鬼っぽくなりましたね。所謂、後天性ってやつですね」
「へー、そんなことあんねんなぁ。あれ、2人は?」
「僕は、祖先に吸血鬼が居てその吸血鬼の遺伝が僕で急に活性化したらしいんだよ。なので、僕は幼い頃からの吸血鬼ですね。なので葛葉くんに定期的に貰ってます。」
「私は、魔界出身で家族全員でこっちに越してきて、こっちで過ごしてますね」
「そうやったんや。え、血はどうしてんの?」
「さっきも言ったみたいに葛葉くんから貰ってます。まあ、1ヶ月に1回位は飲まなきゃ行けないだけなので大した苦労はしてないですよ」
「僕は基本、魔から採取した血を飲んでるので。足りなくなったら葛葉に頼ってるけど」
「私は、家族やお世話の方によくもらってますね。」
「ふーん、でもそれ大変ちゃうん?みんな忙しいやろうし」
「まあ、確かに葛葉さんとかに頼りすぎてはいますよね」
「葛葉くんの分もあるし、それはそうなんだけど」
「それで、そこら辺にいる人の血を吸うのはちょっと、、、、」
そっか、なんか大変そうやな。
うーん、なんか俺に出来ることってないんかな
うーん、、、、あ!そうだ!
「ん、俺の飲む?」
と言って、腕を捲り差し出す。
「え!!?何言ってんの!?ふわっち!?」
「やって、ろふまおで人間なの俺だけやん?だから、力になれるかなぁーって。それに血が吸われる感覚気になるし」
「なんともアニキらしい、、、、」
「でも、、不破さんが大変じゃないですか」
「俺は別にええよ?」
「、、、、ふわっちがそういうなら、仕方ないですね」
「え゛っ、もちさんマジですか?」
「ここは先輩が行くべきでしょう?可愛い後輩のお手伝いしたいって気持ちを無碍にできないので」
「さっすがもちさーん!!」
「じゃあ、失礼しますよ」
「はーい」
そう言って、もちさんは俺の腕に口を近ずけた。
ガブッ
「ッッ、!」
「ん、ふッ、チューー、、、!?」
「んッッ、」
なんやこれ、血ぃ吸われるってこんなんなんや。めっちゃふわふわする、、、
「ッッ、これ、やばいかもしれない」
「えー!?そんなやばいんですか!?」
「うん、めっちゃうまい。正直もっと吸いたい」
「それはやばいですね、、、」
「あ、ふわっち、大丈夫だった?」
「んーー、なんかぁふわふわするーー」
「え!?それ大丈夫なんですか!?」
「これアニキ貧血になった!?!?」
「んぁー、大丈夫とちゃう?それに2人も気になるんやろ?ええよ飲んで」
「いや、それは流石に!!」
「でも、飲まんの勿体なくね?」
「いや、アニキ、、自分の体は大事にしてくださいよぉ〜泣」
「そうです!!今度いただきますから!!!」
「まあ、今回僕が吸いすぎたからまた今度にしよう、ふわっち。流石にふわっちの体調を悪くするほど血に飢えてないから」
「そうか〜、、、でも、血ぃ吸われんの気持ちかったんよなぁ」
「え」
「癖になりそう〜笑」
「ッッ、不破さん、、、」
「ん〜?どうしたん?」
ガブッ!!!
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ーーー
ー
てな感じです!!
最後に噛み付いたのは誰でしょう?笑
ちなみにこれも完結してないです。
面白そうだなと思ったら、コメントよろしくお願いします!🙏
じゃ!!
コメント
2件
吸血鬼パロめっちゃいいですね!!楽しみです!!!