とある場所に、誰にも知られていない遊園地があった。その遊園地は、人も、遊具も何も無いという、もはや遊園地と言っていいのかわからないが、看板には『遊園地』と書いてあったので、まあ遊園地なのだろう。
え、何処だここ。
あっれ、俺確か外に出てたはずだよな?何で寝てんだよ。なにここ、俺どこで寝てんの?
···?ベンチマジ?
なんでベンチ…ってかここ外だよな?となると
「今んところ俺不審者じゃね…?」
ベンチで爆睡かましてたって…どう見たってやべー奴だろ。俺なら近づかないし通報するね…ってそんなことどうでもいいんだよ。
何?この目の前の看板、主張激しいんだけど。
読めってことなの?これ、読みたくないんだけど。
でもなんか内容気になっちまうんだよなー!!
読んじゃお、えーっと?
『ここは人里離れた遊園地、この遊園地は誰か一人をターゲットにし運営している。
アトラクションは一つのみ、アトラクション増やすためには、今あるものに乗ることが必要だ。全てのアトラクションを解放した暁には、この場所から解放しよう』
「…はぁ?」
やっぱり、読まないほうが良かったかも知れない
貸し切り遊園地
_Episode.0 End_
コメント
2件
ギャア 誰主人公なのかわかんないけど面白そう‼️遊園地テーマなの良いね