狂育 ソビ×ロシ
直近の時事ネタが入っております。ご注意ください。
昔々、或る処に。
そんな話だったらよかった。
それとは一切関係のない安らかな場所で過ごしたかった。
でも、〈ソレ〉は俺の近くに居る。
俺はウクライナやベラルーシ、少しムカつく相手だがアメリカやイギリスとだって仲良くしたい。
ただの友達でいたいんだ。本当だ。
なのに奴は邪魔をする。俺を孤立させようとしてくる。
何度もしたウクライナへの攻撃、少数民族の虐殺。西側への威嚇。
全て彼奴が政府にやらせた事だ。
そして俺に
「可愛い可愛い俺のロシア、ずっと一緒だ。」
と甘ったるい声で囁くのだ。
俺は必ず好意的な返事をしなければならない。嫌だ、なんと言おうものなら半殺しにされる。
どんな仕打ちをされるか、一部紹介しよう。
まず罵る。あらゆる本を読み込んだ語彙力で俺たちを萎縮させる。
次に殴る。大抵は素手だが、ハンマーや酒の瓶で殴ることもある。
それが全て尋常じゃないくらい痛い。
何千、何万もの未来を奪った彼奴は何処を殴れば苦しむか、泣き叫ぶかよく知っていた。
今紹介したものは、まだマシな方だ。
素面の時に怒らせたならばそいつは幸運だ。だが酒が入った時は一番酷い。
俺たちの家の地下室。そこに対象を連れて行き、一日中、酷い時は三日間嬲り続けるのだ。
ペンチ、ナイフといった日用品から、三角木馬、アイアンメイデンなどの拷問用具まで、全て揃っていた。
そんな仕打ちを何度もされ続けて、逆らえるはずが無い。
幸いにも、他の兄弟は西側へ逃げられたが、
俺は永遠に彼奴の“可愛い息子”の侭なのだ。
今日も俺は少しずつ世界から孤立して行く。
誰か、俺の心に気づいてくれ。
コメント
10件
あ、好き
最近ロシアが好きになってきたんだよね、…推しにするか、((推ω推))