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オスマンくん結構限界みたいでしたね()搬送ですか…生きてるといいですね(?)そして英帝さんがッッ…フルボッコに…というか死んでません???骨そんなに折られたらやばい気…いや、国だから関係な…ん??←おい思考停止すんな まあ結論、今回も神作でした!!!
ゑ…天才?
壁がずっとぐわんぐわんしてる?
オスマン)い”…っ、うう…??
あれからずっと身体が熱くて、死にそうなのに死ねそうな程の傷も負うことなく…今はコンクリートの床に転がっている。
オスマン)…ゲボッ…ぉええ”っ…
シンクの水に映った顔は、酷く汚くて傷まみれ
もう、胃酸もほとんど出てこない。何日ここで過ごしていて、何回目の目覚めかも分からない
もう、うっすらとしか声も聞こえない。
あの人が来て、僕を罵る時も…殴られてる時の自分の声だって、まともに聞こえない。
ねぇ、イタ王君
最近あなたのことばかり考えてる気がする。好きになったかもって思ったけど、今はずっと恨んでるかもしれないや…本当は人間らしい考え方を持ちたくはなかったし、死にたいままでよかったのに。
でも最後に会って話したいな…。覚えてるかなもうあれからずっと、声すらかけられてないのに。
またね、イタ王君。
ドスッ
腹部に走った鋭い痛みで目を覚ますと、ぼんやりとした視界にはあの人がいた。
ソ連)おはよ、オスマン。もう目が見えないのか…♡俺の姿が見えなくても…お前は俺以外に会う事はないから大丈夫だぞ♡
ほとんど動かせない身体を思い切り抱きしめられる。濡れた舌が頬を伝う感覚は今でも慣れない。
汚いのか、綺麗なのか、それすらも分からない
オスマン)ぅゔ…!?ゲボッ…
また、吐いた。
血が混ざってて、時々何かのかけらも入ってる。もう何が何だったかも覚えていない。
ソ連)ん〜、もう限界みたいだな。じゃあもう死んでいいよ♡
ソ連は、そっと拳銃を突きつけて笑った。
死…。ずっと、僕は何かに怯えてきたのにそれを求めていた。でも、今怯えている物も『死』
死にたいの?死にたくないの?僕は…
高熱で回らない頭を必死に動かして、僕はソ連の顎を肘で突いた。
オスマン)ひ、っ…
さっきまで死にたいって思ってた。でもそれが近づくとやっぱり怖いんだ…僕は、人間?怖いのは当たり前なの?
さっき吐いた物で滑っているソ連から、片足引きずって逃げた。
オスマン)はぁっ、はぁっ……、ゔっ、うぇっ
廃工場から抜け出すと、近くにあったゴミ箱の近くに座った。
吐き気…止まらない…。
オスマン)…ぁ、雪…?
ぼんやりとしたままの視界には、雪と雨、ただの土埃の見分けも付かない。
そのまま僕は、瞼を閉じた。
…イタ王君、忘れてなんて言ったけど、嘘ついてた…ごめん。僕は君に忘れて欲しかったんじゃなかったんだ。好きなんだ。でも僕は…君みたいな人には必要ないんじゃないかって。
ずっとそればっかりで
もし、もう一回チャンスがあったら…
君にちゃんと伝えるね。
イタ王)それで…今日も見つからなかったんですか?
フランス)もう諦めようぜ、イタ王。もうあれから半年だ。そろそろ死んでてもおかしくは…
ドイツ帝国)いや、今日は証拠掴んでる証人を捕まえたんだが?
2人)え?
大英帝国)離しなさい!私は仮にも大財閥の…
ドイツ帝国)落ち着けよ。お前はこの写真の奴を何処へやったか言えばいいんだ。
フランス)まさかこいつがオスマン先輩を攫ったって人なんですか?
大英帝国)だから!攫うのを手伝っただけで…
ドイツ帝国)どっちでも一緒だボケ!
大英帝国)わ、わかりました…場所を話します。でもお金はあるだけ支払うので無罪放免って事には…??
ドイツ帝国)早く言え。
フランス)間違えてたら殴る。
イタ王)悪いけど先輩を酷い目に合わせてたら許さないからな。
大英帝国)そのォ…、今朝この地区の工場前で搬送されてました…☆
3人)は?お前早く言えって…
バキッガッミシッベキッベキベキッッ(骨折)
ドイツ帝国)俺が車を出すから2人は乗れ。近くの総合病院ならいるかもしれん。
イタ王)でも搬送ってことは相当…?
フランス)とにかく!急いでイタ王の彼女を元気づけに行こうぜ!
イタ王)あのなぁ、まず先輩が俺のことが本当に好きな訳…。
でも、もしあのメールが嘘じゃなかったら…。
イタ王)ごめん、ドイツ帝国さん。ちょっと急いでくれますか?心配なんです。
ドイツ帝国)中々お熱いようだな。
イタ王)ま、まだできてませんよっ!?
フランス)はは、また惚気聞かせろよ〜?
雨の中、黒い車体は静かに空気を裂いて走っていく。…先輩とまた会えるかな?