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※阿諏訪さん視点
久しぶりに図書室でかねこと勉強をしている。
静かな図書室の中、2人っきり。図書室だからいつ人が来てもおかしくはない。
だからか、今日のかねこは辺りを見渡したりしていた。
数時間後、勉強が終わった。少し時間が空いていたから、僕らは本を読むことにした。
かねこ「ん〜っ!」
かねこはつま先立ちをして、頑張って本を取ろうとしていた。
あすわ「かねこ、手伝おうか?」
かねこ「ありがとあすわぁ〜!あの本取って欲しいんだけど…良い?」
かねこが取って欲しい本に指を指す。僕の身長より上…。
周りには脚立もなく、本棚だけがある。
あすわ「…これ無理じゃね?」
かねこ「そうだよね…」
僕はどうやって本を取るかを考えた。そしたらある方法が出てきた。
あすわ「あっ!かねこを肩車すれば!」
かねこ「…へ?いや、無理だよ!!僕…高いところ苦手だもん…」
そう、かねこは重度の高所恐怖症。僕はそれを知っていた。
…でも、それしか方法はなかった。
僕とかねこでは、かねこの方が軽いからだ。
かねこ「…でもこれしか方法ないもんね…怖いけど頑張るよ…!」
と、足を震わせながらかねこは言った。
僕は体制を低くし、かねこを肩車する。
かねこ「落ちないよね…?大丈夫だよね…?」
と、僕を掴みながら言う。
あすわ「大丈夫だよ!…多分」
僕は「よいしょ」と言いながら立ち上がる。
かねこ「ひぇっ…怖ぇ…」
かねこは下を見ながら言った。そして、かねこが僕から手を離し本を取ろうとした。
その時、かねこがバランスを崩して後ろに落ちていく
かねこ「あっ…」
あすわ「かねこぉ!!」
僕は大きな声で言いながら、一緒に倒れていく。
バタン!と大きな音が鳴り響く。
(今、床ドン体制)
かねこ「…ち、近いっ…」
かねこは顔を赤くし、手で顔を少し隠しながら目をそらす。
かねこ「…早くどいてよ…人来ちゃうかもしれないじゃんっ…」
何この人、誘ってんの?(?)
かねこ「あすわ聞こえてる…?早くどいてって…んっ」
誰も居ない図書室。僕はかねこの口にキスをした。
学校の誰にも知られては行けない2人の秘密が出来ちゃったな…。
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主から↓
「こんにちは〜今日も見てくれてありがとうございま〜す
いつもだったら図書室の終わり方って誰か人が来るみたいなのですけどめんどくさかったのでキスにしときました(?)ちょっと長くなってしまいましたね…あ、あと『水筒』100いいねありがとうございますっ!次はどうしようかなぁ〜♫」