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Side和也

(33)

僕の前だけで、涙を流した翔ちゃんは初めて見た。きっと翔ちゃんは嬉しくて泣いてんだなっと感じ取ると僕も嬉しくなって微笑ましく笑っていた。そして翔ちゃんは泣いたあとすぐに眠りにつき泣き疲れたのか、安心して眠ったのかは分からないけど、可愛いなって心の底から思った。そして朝になって、今日は翔ちゃんも僕とほぼ同じ時間に起きていておはようっと言う何気ない会話をした。


起きてて大丈夫なんですか?熱は大丈夫なんですか?

うん、大丈夫。さっき測ったら平熱だったから…。

下がって良かったです!でも無理だけはしないでくださいね。熱がぶり返ったら大変なんですから…。

うん、ありがとう。

朝ご飯作っていた途中なんですが食べます?

うん、食べる。朝ご飯作ってくれて本当にありがとう…!

いえいえ、いいですよ。翔ちゃんは朝ご飯できるまで、そこで待っていてください!

ありがとう、でもそれだと悪いよ…。だから俺も手伝う!

ありがとうございます。でも、お気持ちだけで頂きます! もっと僕に甘えて欲しいので…。((ボソッ…

え、今なんて言ったの?

え、ありがとうございます。でもお気持ちだけで頂きます!って言いましたよ。

違う、そのあと

もっと僕に甘えて欲しいのでって言いました(ニヤ)

嫌だ、死んでも甘えたくない…///

えー甘々な翔ちゃん見たい…!

えーって、それに見たいってなんだよ…///

だって熱引いてた時ちょっと僕に甘えている姿を見て可愛いっと思ったんですもん…。だから、熱引いてない時も僕に甘えて欲しいです!翔ちゃんは僕より年上だから甘えづらいってのも理解してますし…僕みたいに甘えられる人じゃないってのは知ってますけど…。それでも僕に甘えて欲しいです!

なんだよそれ…。まるで告白されてるみたいじゃん…///

みたいじゃなくて告白です。

え…?

僕と付き合ってください。


翔ちゃんは僕に告白されたあと泣いて僕のことを抱きしめた。そんな翔ちゃんを見たのはもちろん初めてだ…。あんなに、人に甘えるのは恥ずかしいから嫌だって言ってたのに…今こうして甘えてくれてすごく嬉しかった。

ずるいよ、にのばっかり…。良いところだけ全部取って…(涙)

ごめんなさいね。愛情表現沢山出しちゃって(ニヤ)でもこれからは、翔ちゃんにも沢山愛情表現出せるような場面作ってみせますので頑張ってください(笑)

なんだよ…。頑張るって…///

ふふっ♪今の告白の返事オッケーって事でよろしいですか?(ニヤ)

あぁ、オッケーだよ…///

ありがとうございます!!



こうやって、僕と翔ちゃんが付き合ったってことは2人だけの秘密になった。だってその方がロンチックじゃん?(笑)


END

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