コメント
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お前…ショコラか…?
注意
この小説は、主のOCがいろいろするものになっています。
苦手な方は読むのをご遠慮ください。
プロローグ
時は紀元前X年、大規模な災害が発生した。
それにより生まれた変異種の人数は5億人を超え、今も年平均200人以上のペースで変異種は産まれ続けている。
そして、その中でもごく1%の確率で、体編変症(ていへんへんしょう)を発症する者が現れ始めた。その名の通り、体の構造が変わるらしいのだが…
1章 体変編成
1話
「あぁ〜あ…眠い…」
私は、いつも通りの時間に起き、いつものように支度をする。
飯を作らなければと急いでいたとは言え、何故ここで気づかなかったのか、と、それに気付いた直後、思ったのだった。
「誰だお前…?」
そこには、私の相棒、闇影鬼魔がいた。
「は…?何いってんだ鬼魔…私のこと知らない
のか?海魔碧だぞ?」
しかし、次に鬼魔の口から放たれた一言は、私の脳の動きを、一瞬麻痺させることになる。
「は?お前…女だろ?」
ん?
「え?なんで?」
そうこぼしながら、慌てて洗面所までロールバックし、鏡を見る。
「…は?」
これが今の…「私」?
そこに映っていた私の姿は、かつてのショタの姿ではなく、完全な女だったのだ。
「鬼魔…一つだけ確認していい?」
これだけは、確認したい。
「私は…女に見える?」
「は?どう見たって女だろ?」
…まじか。やばいな。
主の奴遂に、超えてはいけない一線を超えてしまったみたいだな。許さんゼヨ。