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シウside
『ぅ……』
背中がズキズキ痛む。
殴られ蹴られ、何もかもボロボロだ、
『かえんなきゃ……』
ひょんが待ってるもん、
早く看病しなきゃ……
『ぅわあっ!!』
足が重くて、転んじゃった。
『早く帰んなきゃなのに……』
これだから、学校はきらい。
ヒョンが休む日はみんな、
油断して僕をいじめる。
ポタポタ、
ポタポタ、ザーザー
『ぁめ、?』
あぁもう、何もかも
『最悪だっ……』
『ひょん、ただいま。』
JN「ジョングガ______よ?_________か?」
ちゃんとは聞こえないけど、たしかにひょんじゃない誰かの声がした。
『ぅ……背中いた……』
誰でもいいから手当てしてもらいたくて、
リビングのドアを開けた。
JK「ごほっ……ぁシウ、おかえり。」
僕を見つけると持っていたバナナキックを離し、真っ先に飛んできた。
『ぐぎひょん、大丈夫なの?』
背中に力が入っててちょっと痛い、
JK「ん〜……熱はあるけどすりすりしたら治る……スリスリ」
謎発言をかましたひょんが、さらに力をまして抱きしめてきた。
『ぅ、……』
背中、いたいっ……
JK「……ごほっシウ、?」
『ん、ううん、大丈夫。』
『ひょ、ひょんのバナナキック貰っちゃうよ!!』
JK「ダメっ!!」
てか、あの人誰なんだろう。
『……、』
JN「……、」
気まずい……気まずすぎる……
JK「?」
どうしたも何も……
『誰、』
JN「誰、?」
『ぁ、え、、?』
JN「……あー!!思い出した!!」
『……、?』
JN「弟さんだよね、」
『は、はぃ、』
〜〜〜!!!!
『い”っ……』
背中に、もの凄い衝撃が走った。
JK「シウ、!ごほっ……」
JN「ヤー、ジョングガ、お前は寝てろ!!」
JK「え、でも、お兄ちゃんですし、え?」
『ぃだい”……』
JN「とりあえず、服、脱いで。」
JN「包帯持ってくる。」
なんで怪我ってわかるんだろう、
早く戻ってきて……