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空っぽな音の短編集

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空っぽな音の短編集

5 - どうしても₍ ₍ 偽物 ⁾ ⁾になれない。

♥

68

2025年03月13日

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↺⚠


⚐🧸

⚑dc5さまよりQnMn

⚐すれ違い要素有

⚑誕生日記念短編








Mn side.












毎度毎度、自分の上を行くおんりーを見て、競争心が沸き立つ。

僕らは一応、『相棒』という立ち位置だが、それらしい事は一切していない。

共闘する訳でも、競争する訳でも、特別息ぴったりな訳でも無い。

それでもどこか、相棒だと感じている自分が居る。

同時に、そんなことは無いと闘争心が生まれていることだってある。


彼と話す時が、最たる例。

ぎこちないような会話を刻んでしまっている、あの時間。

思い出すほど自分に腹が立ってくるような感覚。



どうも出来ない、どうもなれない。











彼はストイックな性格で、人一倍以上に努力家。

才能よりも、根っからの努力で成り立っている。

そして人より人らしく、しっかり者。

憧れられる人というのは、こういう人のことを言うのだろう。



でも何処か、孤独な面がある気がする。

人を拒んでいるのだろうか。それとも彼自身が控えめで謙虚だからだろうか。


まだ未開拓な謎が、彼にある。






そんな彼を見て、いつも思ってしまうんだ。

競争心が芽生えているはずなのに、思ってしまうこと。









































─────どうしても彼を、








嫌いになれないこと。


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