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无北.
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わきあせ
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背後:はい皆さん初めまして。初めましてではない方も初めまして。
背後:今回からしっかり書いていきます。一つ一つのエピソードが短いのでサクサク進むと思います。
背後:最初のエピソードは夢主の紹介やらなんやらかんやらで少々長くなってしまいますが、そこら辺は割愛させていただきます。
(注意)#固定夢主 #口調曖昧 #背後の妄想
↑これらに注意してお進みください。
(固定夢主紹介)
名前/真庭 福
読み方/マニワ フク
年齢/21歳
職業/インストラクター(新人)
性別/女
もう何時間経ったのだろうか。窓越しに見えた自分がよく知っている見慣れた田んぼ道はいつの間にか海に変わり、だんだん目的地へと近づいている。
福:なんだか緊張するなあ…。
──遡ること数週間前。
ガチャリ、と金属音の音がし、玄関の扉が開いた。
福:あ、お父さん。おかえりなさい。
実家暮らしの福は母の夕食の支度を手伝いながら告げた。
父:ただいま。
父はなにか良いことがあったのか、笑顔でそう告げ、ハンガーにコートをかけた。
父:福、いい話があるんだ。
福:なにそれ詐欺みたい
福は夕食のエダマメをつまみ食いしながらも、興味ありげに耳を傾けた。
父:ほら、福はインストラクターを目指しているだろう?俺の昔からの友人からいい話が聞けてな。
福:友人って黒須さん?
父はコクリと頷き、話し続けた。
父:今日、久々に法宗と連絡を取り合ったんだ。そんで、福の話になったから「うちの娘は今はインストラクターを目指している」と伝えたんだよ。
福は「また勝手に…」と怪訝な目を向けつつも、「それで?」と聞いた。
父:そしたらな、法宗が「なら、うちのチームでぜひ経験を積んでくれ」と言われてな。
父はそういい、1枚の高校のパンフレットを取り出した。
福:えぇっ!?たしか、黒須さんって稲荷崎高校の監督さん…だったよね!?
福は危うくエダマメが喉に突っかかりそうになりながらも、1枚のパンフレットを受け取った。そこには達筆な字で「稲荷崎高校」と書いてあった。
福:でも良いのかな…。私はまだ勉強中だし…。それに一人暮らしか…。
父:せっかく実体験できるんだから挑戦してみたら良い。ここから兵庫県はだいぶ離れているが…仕送りはちゃんとするし、俺も母さんも応援してるからな。
福:そっか…そうだよね。黒須さんも「ぜひ」って言ってくれるなら…私、挑戦してみようかな。
──福の承認を得た後、話はトントン拍子に進み、今現在に至る。
新幹線の扉が開き、改札を出て15分くらい歩き、待ち合わせ場所の駐車場に向かった。
初めて来た新天地は空気や景色など、なにもかもが違い、福は少しだけ肩を竦めた。
やがて、10分くらいキョロキョロしていると、四角いフレームのメガネを付けた強面の男性がこちらに向かって来た。
黒須:よお来たな。あんたが真庭 福か? 俺は黒須法宗や。あんたのお父さんとは昔っからの付き合いやねん。いろいろ事情は、お父さんから聞いとる。
黒須:ほな、今から車で稲荷崎高校まで向かうさかい、一緒に来てくれ。
なかなかせっかちな用で、福の自己紹介をする前にあれよあれよと車に押し込まれ、気がついたら車が発進していた。
黒須:…にしても見んうちに、よう大きなったなぁ。前はこないやったのになぁ。
福:あはは…ありがとうございます…?
(そうか、この人お父さんの知り合いだから私の幼少期知ってるのか。)と心の中で納得しつつ、しばらくは大人しく黒須の話に相槌を打っていた。
20分ほど車を走らせると、目の前に立派な校舎が現れた。塗装はしっかりしていて、体育館も大きい。おぼっちゃまたちがが通うような文句なしの高校だった。
福:ここが…「稲荷崎高校」。
黒須:なかなか立派な校舎やろ。…せや、言い忘れとったわ。
黒須はなにかを思い出したようにポケット中をまさぐった。そして、福の前に1枚の紙を突き出した。
黒須:あんたとの契約期間は1年間や。契約書には、あんたのお父さんから先にサインもろとる。
「サイン」という欄には明らかに自分の筆記体ではない字で「真庭」と書かれていた。
背後:ここまで読んでくださりありがとうございます。
背後:気に入っていただけましたら、フォローをして次回作を楽しみにしていてください。
コメント
1件
うわ、父親が勝手にサインしてたオチ、笑ったw でもそれって逆に信頼されてる証拠でもあるよね。黒須監督の「よう大きなったなぁ」にじんわり来た。幼い頃を知ってる大人に見守られる環境、福にとっては緊張もあるけど心強いスタートになりそう。新天地の空気や景色の描写が短いながらも鮮やかで、不安と期待が伝わってきたよ。次、どんな練習メニューを任されるのか気になるなあ。