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「おい、大丈夫か!?」
「もしかして、校則が厳しくて髪の毛染められないとか??そしたら、遠慮なく言ってくれたらいい。すぐにでも、アッシュ系の抑えた黒髪に近いイケメンにしてあげようじゃないか!!ちょっと不本意だが」
「は、はぁ。。」
「特段、厳しくなければ、予定通り、
ブリーチして、金髪イケイケ野郎にしてやろうじゃないか!」
手越くんは嬉々としてそう宣言し、
髪色レベル表をいそいそとしまった。
そして。詰まるところ、どうやらブリーチする気満々でいそいそと薬剤を塗布する準備をし始めたのだ。そして、カットの用意も。
それはもう用意周到に。無駄のなく。
もしかしたら。この人。
カリスマ美容師なのかもしれないと、この時の俺は薄々気付き始めていた。