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ブラック「エル・カミニート・デル・レイですか…気になりますね…スペイン語で王の小道ですか」
ブラック「王以外が通ったら死ぬ、ですか」
ブラック「面白そうですね、これは研究の発見があるかもしれませんね」
今、ブラックが行こうとしている場所はエル・カミニート・デル・レイ、世界一怖い遊歩道、断崖絶壁の地上から200メートルこんなところに一般人が行ったら死ぬだけですが、あのミスターブラックです…きっとどうにかするのでしょう
ブラック「立ち入り禁止の場所に入りたくなるのは子供のころからかわりませんね…」
バナナ「エル・カミニート・デル・レイ、聞いたことあるな、あそこにはまだ未知の怪物がいるとの噂を聞いたことがある…」
バナナ「心配だな、ついていくか」
なにをしているのだと覗き込むと持ち物の確認をしているブラックがそこにいた、ネザライトの剣を持つということは化け物がいることはブラックは重々承知しているのだろう
ブラック「ここが、エル・カミニート・デル・レイですか、早速入ってみましょう」
ブラック「暗いですね、松明を持ってきていて正解でした」
ブラック「これは落ちたら一溜りもないですね」
それもそうだ水面から約200メートルもある、いくらしたが水面だからと言って落ちたら一溜りもないだろう…
ブラック「早速ゾンビですか…奥に行けば行くほど新しい進展がありそうですね」
ブラック「ですが今日は遅いので私が持参してきた寝袋で寝ますか」
バナナ「ん?もうこんな時間か…僕もブラックに見つからない場所で寝るとするか…」
ブラック「ん…中々寝れませんねって」
ブラック「ほう…これはさらに興味深いですね」
それもそうだ、ブラックが中々寝れなかったのは、ブラックが寝ていた寝袋がビリビリに破られそこには血痕も残されていたのだから
おまけにブラックの体には多数の引っ掻き傷が残されていた…
ブラック「このぐらいの引っ掻き傷ならなんともないですが、さらに大きい傷が出来たら流石に一度引き返しますかね…」
ブラック「朝ですか、寝袋無しで寝ると体が痛いですねまぁ当たり前ですけど…」
ブラック「また、ゾンビですか…ってこのゾンビやけに強化されていますね」
ブラック「黒幕がいると言ったところでしょうか」
バナナ「チッなんでこういう時に限って寝過ごしてしまうんだ!」
バナナ「ブラックの後を追わなければ…」
トンという静かな音と同時にブラックの背後に現れる人影…
???「僕の領域に勝手に入ってくるとは…随分といいご身分なんだねぇ~」
ブラック「…誰ですか?」
???「僕の名前はドント・レイ」
ドント・レイ「こうやって勝手に入ってきた人を虐めるのがだ~いすきなんだ!」
ブラック「ドント・レイ…聞いたことがあります、ドント・レイは以前エル・カミニート・デル・レイの国王でしたよね」
ドント・レイ「そうだよ~、でもね裏切られて殺されたの~」
ブラック「幽霊…と言うことですか」
ドント・レイ「君、頭いいねぇ~!話が早くて助かるよでもまだ話ときじゃないからまたその時になったら話ねぇ~」
ブラック「あっ!待ってください!」
ひらひらと蝶々のように華麗にまって消えていったそのキラキラと光る羽は人間に恨みがあるかのように消えていった…
真相が気になりますね…とブラックは低く、どこか嬉しそうな声で呟いた…
バナナ「はぁはぁ、どこに言ったんだ…ブラックは…」
ドント・レイ「君は、あの黒い子の友達かい?」
バナナ「あぁ、そうだがお前は誰だ?」
ドント・レイ「僕はここの国王さ!」
ドント・レイ「そうだ!僕は!その…その武器で殺されたんだ!」
バナナ「この、アサルトライフルのことか?」
ドント・レイ「あぁ、そうだ!そうだよ!それを扱う人間が憎いんだ!」
ドント・レイ「また会ったときに君の友人と一緒に色々な方法で殺してやる!」
バナナ「消えた…のか?」
バナナ「そうだ!はやくブラックを探さなければ!」