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ギャァ……Мさん好きです…… 「モブにすらなれない」という発想からもう天才で…… 目の前の特別な人間に特別を奪われるモブ、好きです…… 桃さんは、青さんは、モブをどう思っているのか、超気になりますねぇぇぇぇぇ…… タグ使っていただきありがとうございます……
⚠注意書き⚠
iris
nmnm
年齢操作あり
学パロ
モブさん視点
モブさんの名前出ます
短い
ボ ツ
俺が世界の中心じゃないことに気づいたのはいつだっただろうか。
みんなが俺のことを慕ってくれていると思っていた。
みんなが俺のことを好きだと思っていた。
俺は 主人公だと思っていた。
だけど現実そうではなかったらしい。
俺のことを好きなやつなんて居なくて、俺のことが嫌いな奴ばっかりだった。
俺は人を救うヒーローなんかじゃなかった。
それどころか、誰かの物語の主人公ですらなかったようだ。
辛かった。
ただただ辛かった。
主人公は、こんなことでへこたれないことくらい知っていた。
だから余計、辛かった。
そこから俺は、” 脇役 “として生きていくことにした。
モブ「ないこくん!おはよう!」
桃「……あ、早乙女くん。おはよう!」
モブ「昨日の宿題難しくなかった?僕手間取っちゃったな〜……w」
桃「あはは、分かる!難しかったよね、俺も時間かかっちゃったな。」
モブ「だよね!」
でも俺はまだ諦めきれてなかった。
主人公の隣にだけでも居たかった。
モブ「ねえ、ないこく───」
青「ないこー、おはよ」
急に青髪の高身長イケメンが現れた。
桃「まろ!おはよ、寝癖やばくない?w」
青「そう?寝坊したからかな」
桃「寝坊しても髪はちゃんとセットしろよw」
仲良さげに話す二人。
そこで気が付いた。
俺、ないこくんの隣ではなかったんだと。
青「うるせw」
青「……あー、ないこ、ソイツ誰?」
指を指され、驚いてしまう。
冷たい視線、一段と低い声。背筋がゾクッとした。
桃「早乙女くんだよ。それがどうかしたの?」
青「……そ。あ、ないこ。昨日の宿題分かんなかったから答え見せて」
桃「見せねえよ?」
青「えーー、なら解き方教えてよ〜〜」
桃「それならいいよ」
青「やったー」
呆然としていたら、まろという人物と目が合った。
青「……………」
俺の時だけ彼の視線が違う。
まるで” お前はここには居れない “と言われているようだった。
───俺、そこに居ることすら許されないのかよ。
俺、モブですらないのかよ。