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1920年代
シャット「?」
ヴォックス「!」
シャット「Hello?大丈夫?坊や」
ヴォックス「え、あ」
アラスター「どうしました?」
ヴォックス「……」
間違いない数年前あの時見かけた殺人鬼と同じ顔…
シャット「…?なぁに?」
アラスター「?」
ヴォックス「おまえら殺人鬼だろ!」
アラスター「…はい?」
ヴォックス「今からテレビにお前らの正体を明かしてやる!」
ヴォックスの口を塞ぐ
アラスター「いいかい?よくもまぁ今まで黙っててくれたね。」
ヴォックス「ンッー!!」
アラスター「君はテレビに出すと言ったかな?私の顔はラジオ向きなんでねテレビなんかに出るわけないよ」
シャット「待ってください」
アラスター「ん?」
シャット「君は今から2つこれからの未来を決める」
ヴォックス「?」
シャット「1つ目今から私たちをテレビとやらで放送し私たちに殺される。」
ヴォックス「は?そんなこッ…!」
シャット「まだ喋ってるだろ?耳がないのか」
ヴォックス「……ッ」
シャット「2つ目は放送しないでこのまま生きるか」
ヴォックス「…お前らを捕まえたら金貰えるだろ?だから3のお前らを捕まえて生き延びる!」
シャット「いいや、この2つ以外を選ぶなら命は無い」
ヴォックス「なんで私がお前たちに従わないといけないんだ!」
シャット「なぜか?それはね…」
アラスター「君のことなんて今すぐにでも殺せるからこんな道君しかいないからね」
ヴォックス「……」
シャット「さぁどうする?選ばせてあげてるんだ。早く選びな…」
ヴォックス「2だ!死ぬのは嫌だ!」
シャット「…OK言ったら殺すからね」
アラスター「いいの?シャル」
シャット「えぇ、おいで坊やお腹すいてるだろ?」
ヴォックス「でも…金持って…」
シャット「何言ってるの奢ってあげるから言ってるのよ」
ヴォックス「え、」
シャット「なんでも奢ってあげる」
ヴォックス「……」
シャット「ねぇ、君いくつなの?20代?」
ヴォックス「うん」
アラスター「そうですか。同じですよ」
ヴォックス「23」
アラスター「本当に私達と同い年ですよ」
シャット「坊やじゃなかったな」
アラスター「ねぇ、なんであそこにいたんですか?」
ヴォックス「あー、追われてて…」
アラスター「追われていた?誰に?」
シャット「…OK…ちょっと行ってきますね」
アラスター「えぇ、行ってらっしゃい」
シャット「はい、これお金食べたら店の前にいてください」
アラスター「分かりました」
ヴォックス「どこに?」
アラスター「彼女は君を生き延びる選択肢をあげただろ?」
ヴォックス「あ、あぁ…」
アラスター「だから君を生かすために君を追いかけたというやつを殺しに行く」
ヴォックス「は?」
アラスター「彼女は優しいからね。数分したら帰ってくるよ」
数分後
アラスター「食べましたね?さぁでましょうか」
ヴォックス「あ、あぁ」
店を出る
シャット「あら、遅かったですね。この男でしょ?」
ヴォックス「!なんで分かった?」
シャット「ちゃんと自首してくれましたよ。」
数分前
モブ「おい!ここら辺でこういう男見なかったか?」
シャット「あー…見ましたよ」
モブ「そうかどこにいた!?」
シャット「こっち」
モブ「あ?どこだ!」
シャット「あそこ」
バゴッ
モブ「ゔッ…!!」
シャット「骨折ったんだけどどう?ちょっと着いてきて」
シャット「てな感じで自首してくれましたよ」
ヴォックス「…命助けられたの初めてかも…」
アラスター「そうですか。いい体験だったでしょうね」
シャット「家ありますか?ホテルでも取りましょうか」
ヴォックス「あ、いい?」
シャット「えぇ、もちろん。明日も会ってくれるならね」
ヴォックス「あ、あぁいつでも会える」
シャット「OK明日迎えに行きますよ」
アラスター「私も行きますね。」
シャット「ホテルとったので…ではじゃあね」
アラスター「👋🏻」
ヴォックス「待って!名前!」
アラスター「あぁ、私はアラスターです。彼女はシャット。君の名前も聞いてませんね」
ヴォックス「ヴォ、ヴォックス」
アラスター「OKヴォックスまた明日」
次の日
シャット「…あ、ヴォックス」
ヴォックス「あ、シャット?あってる?」
シャット「えぇ、覚えるの早いですね。」
ヴォックス「アラスターは?」
シャット「あぁ、起きてなかったので置いてきました」
ヴォックス「そう…」
アラスター「あ、いた」
シャット「ちゃんと起きてくださいね」
アラスター「やぁ、ヴォックス」
シャット「避けないでくれませんか」
ヴォックス「あの、これから何するの?」
シャット「いえ、特には」
アラスター「今日午後に仕事があるので午後に解散します」
シャット「君さなんで昨日追われてたの?」
ヴォックス「あー、私はテレビ関係の仕事なんだが原稿やセンスを貶されてカッとなってしまって」
シャット「……」
アラスター「殺して正解でしたね」
ヴォックス「まぁな」
シャット「…カッとなってねぇ、笑」
ヴォックス「ん?」
シャット「器が小さいと言われちゃうよ」
ヴォックス「たしかにな」
シャット「言われないなら周りの人間がいいのかもね」
ヴォックス「いや、私を怖がってるだけだろうな」
シャット「そのビジネスよく聞かしてください。お昼ご飯食べましょうか。そしたら解散で」
ヴォックス「ありがとうシャット」
シャット「…えぇ」
アラスター「じゃあ私たちは仕事なので」
ヴォックス「なんの仕事?」
アラスター「ラジオ司会者です。ぜひ聞いてみてください。」
ラジオ開始
皆様!ごきげんようラジオの時間です。
今回もリクエストの相談や雑談などしていきましょう。えーとまず最初は…
ヴォックス「…ラジオか」
そういえば最近いいことがあったんですよ。
あーありましたね。彼のであってからアラスターさんは機嫌が良さそうです。
新しい友ができたんですけど、共にラジオをしたいんですけどテレビ業界の方ですからね。
最近できたテレビというものがあり私たちのラジオを聞く人は減ってるんですよね。
まぁ、いいでしょう。ところでシャットさんあなたは友達ができない時それはどうしてますか?
考えたことないですね。私は1人の友達に集中するのでほかの友達作りたいとは思いません。
ではその友達を作るには何が大切だと思いますか?
やはり信頼を作るのが1番大事ですよね。本気の友達には信頼と信用がいるからそのふたつを作るのが大切だと私は思います。アラスターさんはどうですか?
私は寄り添ってあげることが友達の第1歩でしょうね。そして悩んでる他人でも慰めて油断させることが大切かと
oh OK まぁ、そうですね。友達を作るのは大変ですが友達を作るということで人生が楽になるんじゃないですかね?
ではそろそろ終わりましょう。それでは皆様ごきげんよう。
次の日
シャット「……」
ヴォックス「ごきげんようシャット」
シャット「!あら来てくれたんだ。」
ヴォックス「昨日のラジオ聞いたよ。」
シャット「あらそうなんですかご清聴ありがとう」
ヴォックス「それでな君の声はとても魅力的だ!」
シャット「…?えぇ、まぁ」
ヴォックス「是非とも私の会社のテレビに出てみないか?」
シャット「…ごめんねヴォックス。ラジオ司会者だけはやめられないのアラスターがラジオをしている限り」
ヴォックス「…そうかまぁ言うと思ったよ」
アラスター「おや、ヴォックス来てたんですか」
ヴォックス「あぁ」
アラスター「よく分かりましたね。」
ヴォックス「まぁなもうラジオを放送してるスタジオはここしかないからな」
アラスター「そうですね。」
シャット「…あーコーヒーか紅茶どっちがいい?」
ヴォックス「あ、コーヒーで」
アラスター「…シャルと何話してました?テレビと聞こえましたが。」
ヴォックス「あぁ、君も私のテレビ…いや君の顔はラジオ向けと言ってたな」
アラスター「えぇ、そうですよ。…シャル私もいいかな?」
シャット「もう作ってますから大丈夫ですよ。カップ足りないので私のでもいいですか?」
アラスター「えぇ、大丈夫」
ヴォックス「あの、君たちは付き合ってるのか?」
シャット「ぶっかけますよ?」
アラスター「仕事仲間としての付き合いはしてますが正確な交際はしていません。仕事に集中したいのでね。」
ヴォックス「そうかにしては間接キスとかできるからな」
シャット「?まぁ私は気にしないだけですし」
アラスター「私もですね。性格の問題ですからそういうのは気にしてませんね。」
シャット「…なんですか?付き合うというのはそういうことをするんですか?」
ヴォックス「は?知らないのかカップルというものを」
シャット「えぇ、意味は分かりますが何をするかなんで結婚するのかどうかすら性行為の意味も少ししか」
ヴォックス「そこまで知らないのか…」
シャット「えぇ、身近に何もいなくてですね。家族がいないんですよ。」
ヴォックス「あぁ…すまないな」
シャット「いえ、大丈夫ですよ」
ヴォックス「アラスターは?」
アラスター「私は母がいてもう殺してしまいましたが」
ヴォックス「そうなのかなんかアラスターっぽいな」
ヴォックス「そういえばシャットは会ったことがないんだな?」
シャット「いや、父が2歳くらいの時に亡くなり母と弟がいたんですけど離婚して別々になっただけです」
ヴォックス「そうか…ちなみにだが今どこにいるとか知ってるのか?」
シャット「えぇ、まぁ殺したんですけどね」
ヴォックス「またか」
シャット「えぇ、私の場合は恨みすぎて殺したんですけどね。」
ヴォックス「なるほどな」
アラスター「ねぇ、シャルコーヒーもう1杯貰っていい?」
シャット「あ、はい」
ヴォックス「…なぁシャット」
シャット「はい、あ、シャルって呼んでいいですよ」
ヴォックス「え?」
シャット「せっかく仲良くなったんだ。せっかくならあだ名で呼んで欲しい」
ヴォックス「いいのか?本当に」
シャット「えぇ、呼びたかったら呼んでください」
ヴォックス「じゃあ呼ぶシャル」
シャット「もう呼んでる笑」
1933年
シャット「やぁ、ヴォックス」
ヴォックス「あぁ、1人か珍しいな」
シャット「うん、今日は休めって言われてでも暇だから呼んじゃったごめんね」
ヴォックス「あぁ大丈夫私も暇だった。そういえば今日なんでいないんだ?」
シャット「あぁとある人を殺すらしいですよ私はよく知らない人ですけどね」
ヴォックス「物騒だなあいつ」
シャット「ですよね」
シャット「今日は付き合ってくれてありがとう」
ヴォックス「あぁ、?ネックレス外したのか?」
シャット「え?随分前からですよ。元彼から貰ったやつだったので捨てたんです。」
ヴォックス「あぁ、そういう事ね」
シャット「?それじゃあ」
放送室
電話がなる
シャット「!はい」
アラスター「あぁ、シャル」
シャット「あ、そうですか彼と過ごすの今夜が最後ですね」
アラスター「そうですね」
シャット「何かお店予約しましょうか?」
アラスター「お願いします。」
シャット「分かりました。ではいつものお店にしときますね。」
アラスター「はい、ありがとうございます。ではまた後で」
シャット「えぇ、また」
バーにて
バーテンダー「いらっしゃいませお2人ですか?」
シャット「あとから来ます」
バーテンダー「かしこまりました」
シャット「……」
数十分後
シャット「…いつもより遅い…」
シャット「…迎えいってあげようかな。」
シャット「?あれ、この小屋だった気が」
バンッ!!
シャット「!?」
銃の音?それと獣の匂い…アラスターは山奥だと鹿の足跡を…!!
シャット「アル!!」
狩人「どうする…?俺ら人を」
ワンッ!
狩人「!?人!?違うんだ俺たち…わざとじゃ…」
シャット「……」
バゴッ ゴッ!
シャット「…アル…」
頭を貫かれて…死んでいるのか…?いや死んでる即死だったのだろうな。犬がうるさい。犬苦手だからな…
シャット「…夜になった。ねぇ、アル、またヒトリノ夜になっちゃうよ」
無視されてない死んでるんだ。またと言ってたのに…あっけなく死んだ。まさかあなたが人に殺されるなんて…
人が死んで初めて出た涙は頬に流れてアラスターの顔を弾いた
シャット「あなたがいないならもう意味が無い」
数時間後
ヴォックス「……」
狩人2人がなくなっていました。続いてのニュースは銃で頭が打たれた男性と屋上から女性が飛び降りた事件が発生しました。
男性も女性も年齢は30代。どちらもラジオ司会者のアラスターさんシャットさんだと分かりました。
ヴォックス「…昨日まで…一緒だったじゃなかいか…地獄で再開して結ばれるといいな…アラスター、シャル」
1950年代
ヴォックス「?私は、死んだのか…」
どこだここは地獄か薄暗くて空気も悪い…
??「ここで何してるんですか?」
ヴォックス「!?」
この声…まさか!
アラスター「…?」
シャット「……」
ヴォックス「…やっぱりお前らずっといるのか…」
アラスター「…?」
ヴォックス「お前ら2人…急に死にやがって…!しかも殺されただと?笑わせんなよ…」
アラスター「…?」
シャット「……!」
ヴォックス「チッ…」
シャット「ねぇ、もしかしてヴォックス?」
ヴォックス「え、分かった…のか?」
アラスター「あー!ヴォックス!変な顔の形をしてたので分かりませんでした。」
シャット「…お久しぶりですね。」
アラスター「再会できてよかった」
次回 ハスク