「いろいろ調べて分かったことだけど
弟はーーーという奴にいじめられていたらしい
ーーーは今はどこかで探偵をしているんだとか
あの方…あいつとは何か関係がありそうだ
といっても正直あいつとの関係はどうでもいい
とにかく僕にできることはーーーを殺して弟と同じ目に合わすこと…それだけだ」
…
…違う
もしかしたら別の紙を拾っちゃっただけかもしれない…あの紙を拾った確証なんて無いんだから…
…でも
彼は間違いなく私に…
いや、ダメだ…疑っちゃいけない…クロネさんはそんな人じゃない
…でも
…私は…どうすれば…
…突然、ドアのノック音が響いた
桃葉「きゃあ!?」
瀬梨「あ…ご、ごめん…!!そんなにびっくりするとは思ってなくて…」
扉越しに瀬梨さんの声が聞こえる
…クロネさん…
桃葉「…分かりました。今行きますね」
私はドアを開け、さっきの教室に戻ることにした
…そうだよ…
こんな紙1つで私達の友情は変わらないんだ!!!
そう…私が勝手に重く考えてただけ
…もうあの事について考えるのはやめて目の前のことに集中しなきゃ
3F 教室前廊下
クロネ「!!…桃葉!!」
女子トイレから出ると、すぐ彼の声が聞こえてきた
クロネ「心配してたんだよ…急にいなくなって…」
桃葉「…えと…すみません」
…なんだかんだ思ってたけど…
…でも考えすぎてたらダメだよね。うん…
瀬梨「…えと…フウリンが体育館に来てくださいって言ってたんだけど…」
…フウリンが…?
クロネ「ゲームの準備ができた…とかかな。行ってみる?」
桃葉「ちょっと待ってください!」
…あのフウリンの首に掛けられた鍵について話しておかないと…
話すタイミングが無かったけど今言っておかないともっと忘れる!!
そうして私は2人に話した
私は怪我した後保健室に連れて行かれたこと
フウリンの首に鍵が掛かっていたことを
クロネ「…鍵…か」
瀬梨「何か意味がありそうだね…!」
クロネ「…まぁそれはともかく…行ってみようか」
桃葉「は、はい!」
体育館
フウリン「…来ましたか」
フウリンは私達を横目に見ながら呟いた
梓「…準備ができた…と屋上で聞きましたが」
フウリン「えぇ。なので今からルール説明を…と」
彼女は笑みを浮かべ続けた
フウリン「…まぁ単刀直入に言いますと…」
フウリン「あなた方…8人の中に裏切り者がいます。誰なのかを暴いてください」
フウリン「…難しいでしょうから…このゲームの情報が入ったパソコンを差し上げます」
フウリン「…それではゲームを始めましょう…ね?」
???side
数時間前
…そろそろ潮時か
放送室で彼らの様子を見ながら微笑んだ
…でもそうだな…ゲームのためとはいえパソコンを渡す…か
下手すれば俺の正体も暴かれる
まぁゲームってのは俺の正体を暴くゲームなんだけど
…別に俺の正体がバレて困ることはない
…あの方の正体さえバレなければ…
???2「やっほタイ…って暗…電気付けなよ」
うさぎの顔を象った仮面を付けた赤髪の少年が放送室に入ってきた
タイ「人が来るとは思ってなかったも~ん!」
???2「…裏道作ったのはどこの誰?」
タイ「分かんない!!」
俺がそう言うと彼は溜め息をついた
…まるで俺が面倒くさいみたいじゃないか、
タイ「…というか…そっちはどう?準備できてる?」
続く
皆さん忘れてると思うんですけどこれ1日目なんですよね!!
2日目と3日目が怖いですね☆主も怖いです☆
…というか思ったんですが…
これ見てて副GMの正体が分かった人いるのかなぁ…と
よければ予想を教えてください☆
…イヤ、マァナントナクワカリソウデスガ…
…え~それではさようなら!また次回お会いしましょう!
コメント
11件
分かった………と思う(?)
うっうっうっ……(?) 分かる気がする…!!()
わかんないわかるわけない なぜならスマホの時間が少なくて考察してる暇がないから