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12 - 第11話 中太イチャラブ回うぇ〜い!

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2025年09月26日

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僕は気付いてしまった…中太タグなのに中太が薄い!いやいや、だって独白、回顧、最小幹部様の疑念と新任務くらいじゃない?!もう11話目なのに!それとシリアスの方の次の展開が思い付かない!でも探偵社視点かな?という事で!今回は中太イチャラブ回とします!!多分太宰さんがポートマフィアに戻ってきてから新任務の前くらいかな?因みに僕の中太は激甘かヤンデレの極端ツーパターンしか無いので以後お見知り置きを!それでは、れつごー!


























中也はとても疲れていた。其れはもう言葉に出来ない位疲れていた。

書類関係は太宰が戻って来て大分減ったし、最近目立っている組織も人物も居ない。其れでも幹部と云うのは多忙な訳で。だからと言って約二ヶ月前迄はそうでも無かったのだ。

其れで、何故今になって疲れがどっと出てきたのかと言うと太宰だ。二ヶ月前、太宰がポートマフィアに戻って来てちょっと書くのは忘れたが、太宰と俺が恋人で有る事を再確認して安堵したのに、お互いの多忙さ故に全然戯れる事が出来なかった気疲れである。太宰不足である。


そんな状態で中也は現在のセーフハウスに帰宅した。…が、何か可笑しい。外装は変わってはいない。…そうか、中の灯りが付いている。そんなの、中也の心当たりは一人しか居ない。

中也は上がる口角を必死に押さえつけ扉を開けた。


「おい、何で居るんだ」

「帰って早々恋人にそんな態度なんて、酷いじゃないか中也」

「ピッキング何てせず普通に来てたら俺だって邪険になんかしねェよ」

「でも、私頑張って仕事を終わらせてサプライズで来たのだよ?」

「………………」


座っている太宰と立っている中也。位置関係的に普段は中々お目に掛かれない太宰の上目遣いに加え仕事モードでは無いぽやっとした太宰。

太宰不足で気疲れしていた中也は思わず片手で両目を塞ぎ天を仰いだ。


あ〜〜〜〜可愛い。最近の疲れ此の一瞬で吹き飛ばすとか太宰威力やべェー


「はいはい。ほら、来いよ」

「やったー!」


中也は仕方が無い振りをして手を広げ、其処に太宰は嬉々として飛び込んだ。

暫くはお互いがお互い不足だった為に幸福を噛み締めながら抱き合っていたが中也はある違和感を抱き、太宰を己から離した。とても惜しい。この違和感が無ければ何時までもこのままで居たいのは山々だが、太宰の為だと中也は心を鬼にした。

まぁ、其の中也の努力も太宰の「ぇ、?」と云う声と途端に淋しそうになる表情で一瞬で崩れ去り、また元の体勢に戻ったのだったが。


「じゃなくて!手前、前より痩せてんじゃねェか?」

「そうかい?自分じゃあまり分からないのだけれど…」

「唯でさえ薄かった体躯が更に薄くなってんじゃねェか!」

「どうでも良いじゃないか、そんな事!」

「良かねェよ。飯作ってやるから其処のソファで良い子で待ってろ。」

「分かったよ…」


中也は少し不満気な太宰を一撫でし、台所へ向かった。

台所にあるもので簡単な食事を作る。その間、太宰は珍しく中也の話を聞いたらしく、きちんとソファにちょこんと座っていた。


「おら、出来たぞ」

「わぁ〜い!中也のご飯だ!」


中也が椅子に座った事を確認した太宰は自身も中也の正面に座ってキラキラと目を輝かせた。


「クッソ可愛いな、おい」

「ひゅーや、そえばっかい(ちゅーや、そればっかり)」

「お前が毎日毎時間毎分毎秒可愛いのが悪い。後、口に物を入れたまま喋るな。可愛いから」

「なッ!私はカッコいいのだよ!」

「そー言うとこだよ」


かーっと顔が紅くなった太宰の頭を撫で、自分も食べ始める。






















いつもシリアスばっかり書いてたから疲れたのでここでお終い!全然投稿出来なくてごめんなさい!

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