銀時はいつもの酒屋に居た
途中土方とその酒屋でばったり会い、2人で酒を交わしていた 。
「なァ、 万事屋 好きだ」
その言葉は唐突に土方の口から出されていた
そう言った土方の目には銀時しか写されていない 。
「 は ? いやいやいや、 土方くん酔ってるんじゃないの ?」
銀時は明らかに戸惑っていた
「 酔っ払ってねぇ 本音だ」
「 、 そーかよ 」
少しの沈黙ができる
土方の声が沈黙を破った
「 そろそろテメェでも認めたらどうだ 」
「 っ、 」
顔が熱い
「 なァ、 万事屋 」
土方が銀時に近寄る
「 お、俺もっ 好きだよ 」
「 、俺も、土方君のこと 好きだよ 」
銀時が土方の方を向き 酔ってなのか、照れてなのか分からない火照った顔で言う
「 ふっ 」
「 な、なんだよ わりぃかよ 」
「いや、 そうじゃねぇ 」
「 じゃぁなんだよ 」
「 こうもあっさり認めるんだな 」
「 なっ、 俺は別に 土方君がそう言って欲しそうだったから 」
「 そうか 」
また沈黙が会話に入る
土方が酒を少し口に含み、飲む
「 今夜、 空いてるか ?」
「 空いてなかったらこんな所に来ねぇよ 」
「 そうだな 」
土方が席を立つ
椅子の音が鳴る
「 おやぢ 会計いいか ? コイツのも一緒だ 」
『あいよ〜 少し待ちな』
「 え、 土方くん払ってくれるの 」
「 どうせ金ねぇだろ」
「 まぁ、 」
銀時も席を立つ
銀時は話の流れ的にこれから何処に行くのか想像がついていた。
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