TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

◇◇◇◇◇


「俺たちはな。

昔、アキラに、助けてもらったんだよ。

当時からこの街にいるやつは、当然、アキラのことは、覚えてるだろうな。

あとで話すが、この街で大事変があったんだ。それが関係してる。


そして、ユメよ!

お前のことは、俺がここの領主になったときに、アキラから聞いている。

もちろん、これは俺だけだ。

お前が来ることがあったら、よろしく頼むとな。

ザークには、万が一を考えて、伝えてあるので、この街で知ってるのは、俺たち2人だけだな。


そういうわけでな、俺はお前たちを助ける責任がある!


ただ、どういうわけか、年齢が合わないんだよな。アキラとどういう関係か、一応聞いておこうか?」



「……マサアキラは、父親です。」


「だよな。うーん。」


「その辺、どうなってんだ?」



どうしよう。この人たちは、信用できそうやけど、どこまで、喋っていいんかわからん!



「ユメ!この小僧たちは、信用してもええんとちゃうか?

ほんまに親切で言うとるんが分かるさかいにな。なんせ、神の使いやさかい。」


この人、嘘発見機として使えそうやな。ふふ。


「はい、僕は今日、違う世界からこの世界に来ました。そして、そのときに、若返らせていただいたんです。なので、昨日までは、40歳だったんです。


この世界に来てからは、まだよくわかっていないんですが、途中で、ハガネさんとコガネさん、あとカグヤ様となかまになりました。そして、カグヤ様に乗って、この街にやってきました。」


「なるほど、アキラの言ってたユメの年齢と合ってるな。


それじゃ、こちらは、アキラの話をしてやる。

あいつは30年前に、ここに来たんだ。

当時40歳だった。

10歳年上だったんだが、最初から打ち解けてな。

あいつも気さくな奴だったんで、気が合ってな。


あいつは、ニホンという国で、一度他界したが、こちらの世界にニンジャとして転移したと言ってたな。

この街に来た時は、なかまのガマヒメと2人?だった。

最初は何もわからず、戸惑ったようだが、すぐに馴染んでたよ。」


そうだ。30年前に僕が10歳の時、病気で他界している。

その分、僕が働くまでは、母親に苦労かけたんやけど、その後は、一緒に楽しく過ごしてたんで、まあそれはええやろ。

彼女もすでに半年前に見送っている。幸せやったかなあ?たぶん、ここには来てない。


父親もやっぱり、ニンジャやし、なかまのガマヒメって絶対ガマガエルや。王道や。

美少女なしは、可哀想やけど、既婚者やからな。同情はせん。


「その後、アキラがこの街を去るときに、お前の話を聞いたんだよな。ずっといてくれれば、よかったんだが、7大陸を周って、何かを集めないといけないと言ってな。」


「そうなんですね。そんなことが。ありがとうございます。ところで、8つ目の大陸の話ってしてましたか?」


「おー、そういえば、してたな。行けたら行くわーって言ってたな。

まあ、でも、この世界には、一箇所だけ、行けない場所があるんだよ。

海に囲まれた、空白地帯ってのが。

そこには幻の8つ目の大陸があるんじゃないかと言われているんだ。」


父親が、来てたのはビックリしたけど、たぶん、目的も同じやな。なぜ、同じなんや?

あと、どれくらいかかったんやろな?


◇◇◇◇◇


【黒の軍団《ル・ノアール》】-なかまシステムで美少女テイム軍団増殖中?-

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

39

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚