注意
・性描写の匂わせが有ります
・ゴードスです
・誤字脱字多々
・意味不明な会話あると思います
其れでも良い方は見て下さると大変嬉しいです〜!
✻✻
「――神は、僕たちを見ていると思う?」
薄桃色の夜明け前、あやふやな光が薄暗い部屋に差し込む。
ニコライ・ゴーゴリは窓際に座り、細い手をカーテンにひっかけたまま、その指先が布を弄ぶように動く。
其の向かいでヘッドに腰を掛け、本を読んでいるフョードル・ドストエフスキーはその問いにすぐには答えなかった。
床に座ったまま本を閉じ、彼は静かな視線をニコライへと投げる。
「……貴方は、神の存在を信じるのですか?」
「信じているよ。最も君がそう云ったからか、或いは僕の願望に過ぎないけどね」
「意外ですね。僕にその様な感情があったのですか?それとも貴方にも欲望と云う物がお有りで?」
皮肉混じりにフョードルは言う。
けれど其れを嬉しそうにニコライは聞いていた
ニコライは立ち上がるとフョードルの元へ行きフョードルの頬に手を滑らせる
熱とも冷たさともつかぬ指先が、骨ばった輪郭に沿って撫でる。
その距離の近さ――温度と、秘密めいた呼吸の交錯が、互いの理性を焼く。
フョードルは瞬きひとつせず、ニコライを見返す。
「…私と君の間に通じるものが、欲望だとでも思っているのですか?」
「嗚呼勿論思っているよ。何より欲望は罪より純粋だよ。神が見ているなら、ーーもっと罪深いことを、したくならない?」
ニコライは囁く。
その甘く、何処か落ち着く声は震えもなく、ただ淡々と、耳の奥に染み込んでいく。
フョードルが僅かに息を吐くと、ニコライは彼の膝に座り込んだ。
細い指がシャツの前をなぞり、ゆっくりと第一ボタンを外す。
その仕草はどこか礼拝に似て神聖で、それでいて明らかに冒涜に満ちている。
「神の御許にだって、僕らの秘密は暴かれないよ。」
肌が触れ合い布越しの感触が二人の体を繋げる。
思わせぶりな沈黙――そして、唇が首筋に触れる寸前、
「……貴方の考える楽園が、堕落した闇で覆われているなら、僕は其処で君と堕ちるしかないでしょうね」
フョードルは苦笑しながら低く呟いた。
ニコライの微笑がゆっくりと歪む。
少しの時間
フョードルの首筋には紅い花が咲く
外では白夜が夜と昼の境界を朧に染めている。
世界のすべてが仮初の祝福に満たされ、この部屋だけが罪と官能の影で塗り潰されていく
静かな喘ぎ、布の擦れる音。
ギシリとベッドが軋み、シーツが大きく乱れて
どちらからともなく唇と唇が交わる
そこには赦しも、救いも訪れはしない。
ただ、名も無き本能と渇望だけが満ちていく。
お互いの名を囁き、永遠に終わらぬ夜を貪っていた。
✻✻
今回久しぶりの性描写をぶっ込んだので可成り下手くそだと思います()
しかも初ゴードス…いやニコライの口調ムズすぎやろがい…てか1人称僕で合ってますよね!?不安になってきた…
話し変わりましてリクエスト・アドバイス有れば是非教えて下さい〜!(情緒)
ではまた〜
コメント
2件
語彙力本当に分けてほしい!!!!なんでそんなに素晴らしい語彙力があるんですか!?しかもゴードス😇💞最高すぎます!!!✨✨なんか2人にしか無い世界観や、怪しさ?奥ゆかしさ?儚さ?がすごく表現されている…!!💘💘✨あとニコライちゃんの一人称「私」だと思います…「ここでクイーズっ!私は誰でしょーか!」って言ってるから…ウザかったら本当にごめんなさいスライディング土下座します🙇🙇次回もも楽しみです!