mtk side
w「じゃあまずは……」
そう言いながら鎖を選ぶ僕の大好きだった恋人。
いつからだろうか。若井が変わり始めたのは。
最初はごく普通の生活を送っていたのに、いつからかまるで何かの歯車が外れたかのように狂い始めた。
いや、もしかしたら歯車は合わさったのかもしれない。
何か若井が欲しかった、埋められなかったという欲が前へと出てきているからなのかもしれない。
とにかく狂っているのは確かだった。
m「ぁあ っ゙……」
w「あは…♡やっぱちょー似合うね。その首輪。…ほんと、誰よりも似合ってるよ、元貴♡」
m「…っ、あ、りがとぅ」(苦笑い
僕はなんとか若井の機嫌を損ねないように、偽りでも笑顔を贈る。
w「んふ……。」
ドゴッッ゙
m「ぁが”っ、!?」
痛い、
急に殴られた。
なんで、なんで、。
上手く笑えてなかった、?怒っちゃった、?
w「…そういう思ってもないような感謝、いらないから。」
m「…ッ、すみませッ…」
w「なんで?なんで俺はこんなにも元貴のことを真っ直ぐした愛情表現をしたりしながら愛しているのに、なんで元貴は俺のこと愛してくれないの?」
真っ直ぐした愛情表現だと?
黙れよっ……
冗談はそこまでにしろ
これが真っ直ぐだなんて、狂い過ぎにもほどがあるんじゃないか。
一体俺がどれだけ心体ともに傷ついているか、お前には分かるか?
全部、全部お前がつけた跡なんだぞ。
…とか、そんなの言えるはずなくて。
いつも謝ってばかり。
こんな生活はもううんざり。
w「じゃ、お仕置きタイムね」
m「ねっ、もうッ…やめてっ、いやぁっ//」
w「そんなこと言って。元貴の下は素直だよ?離そうとしても離してくんないし」
m「んんっ…//もうやらぁっ!やめたいッ…」
w「だぁめ。まだまだこれからなんだよ?」
どれだけ否定をしようが、1度怒ったりすると必ずやめてくれない若井。
ほんと、僕の体力はもうボロボロ。
m「なッ…もうやめろってっ゙…!!」グイッ
俺はあまりにもやめてくれない若井の肩を思いきり押して離してしまった。
やってしまった。
感情のままに動くといつもこうなる。
若井の顔色はどんどん曇り、眼の色はさっきまでが嘘かのように変わる。
w「……ねぇ、いつからそんな俺に逆らえるようになったの?」
m「…っ、ごめんッ」
w「もっと違う方法で分からせるしかないのかな?元貴には。」
m「………!いやっ、だいじょうぶっ、次からはっ゙、次からはちゃんとするからっ」
俺は必死に抵抗をする。
何故かというと、若井が言っている”違う方法”というのを何なのか知っているからだ。
違う方法というのは、監禁。
とにかくそれはまぁ悲惨で。
当時はそんなこと起きないだろうと余裕をこいていたが、今の若井からして本気だろう。
w「いやもう無理だろ。それ言うの何回目?もう信用できないよ笑 」
あぁ……終わった。
長年一緒にいたし分かる。これから俺は監禁されるだろう。
w「じゃあ1回眠ってもらうね〜」
トンッ…
m「うっ゙…」
そこから俺は若井から手刀を喰らい、簡単に意識を手放してしまった。
前回まさかの200いいねいってて驚き。
なんなら500いいねいってるし。
本当にありがとうございます😭😭
ということで調子に乗りまして。今回は
next→♡500
にします。
…流石に調子乗りすぎ?笑
コメント
18件
見るの遅れた 今回も最高です! 続き楽しみにしてます
わぁ、クズ井さんが染みるっ! 最高です、もうこういうのが一番いい✨
1000タップ疲れた(;´ρ`)(ごめんなさい) 最高だね。どろどろでいいね。若井さんもっとやれー!!!