【 五条side 】
時透「じゃあいってきま〜す!」
硝子「気をつけてねー」
硝子「宵に言わなくてよかったの?今日の予定って“ 縁談 ”でしょ?」
五条「……あいつには関係ねぇ。」
硝子「…まあそうだね。“ 元 ” 許嫁だもんね」
五条「…行ってくる」
硝子「行ってらー」
読者の皆は忘れているだろうが、
花嫁怪盗事件の時に破棄された婚約はそのままになっている。
今のあいつは家族が1番だから
許嫁にはもうならない。
_____と、いうことで、
五条家には連日沢山の縁談がくる。
大抵の家のものは断れるが、
関係が深い家からのものは
一度会うのが礼儀というもので、
俺は何度も渋ったが結局この日を迎えてしまった。
花野「悟様初めまして。花野尊です。」
(ハナノ ミコト)
五条「……初めまして。」
親は親。子は子で話すことになった。
いやなんもすることねーよ。
相手の話に適当に相槌を打つ。
五条(そういえば…)
今日あいつに任せた任務って確か1級案件だったような…
…あれ、
あいつ今まで1人で祓ったことがあるのは
2級までだったような…
『パリン!』
花野「!?お怪我はありませんか悟様!」
五条「……あぁ。」
なんでこのタイミングで茶碗が割れるんだよ
なんつーか不吉なことが起こる予感。
使用人が急いで割れ物を処理する光景が
まるで他人事のように思えた。
五条「………。」
五条(無事でいろよバカ女)
拝啓 “ 「帰りは駄菓子屋寄ろっかな〜」とかなんとか言ってた ” 君へ
お前よりも俺が危機感持ってどーする。
コメント
10件
やばくないか!?時透ちゃん!!!五条が助けに行ってくれるのかな?
また、投稿ありがとうございます!今回も面白すぎました!五条君が優しすぎて、人の事心配するなんて、 宵さんの夢小説は見てて飽きません!これからも応援してます!頑張って下さい!