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探傭メモ
雑
どむさぶ
傭dom 探sub
途中でおわるよ
この世界には、dom、sub、Normal…
いわゆる、ダイナミクス性というものがある。
支配する欲、支配される欲…
大体の人はNormalなのだが、僕は不幸なことに生まれつきのsubだ。
実際、自分の意思で人に支配されたい、だなんて思ったことは一度もない。
でも、自分が生まれ持った性には逆らえなくて。
今までもあの暗く恐ろしい鉱山で、好きでも無いdomに支配されてきた。
荘園に来てからは、一度もそういったプレイはしていない。
ナイチンゲールさんに毎回薬を貰っていたから、数年耐えてこれたのだ。
しかし、最近は薬の効きも悪くなってきた。
ゲームに支障も出てきている。
…なんとか、しないと。
でも、なんとかする。と言ったって、この荘園にdomがいる訳がない。
いたとしても、好きでもない人に支配されるのなんてもう一生ごめんだし、、、
それに、僕にだって好き…?な人がいる。
その人に僕がsubだって事がバレて、幻滅でもされたら…と思うと、怖くて仕方がない。
なんとしてでも、隠し通さなければいけないんだ。
「ナワーブさん、ちょっとお話いいかしら。」
試合が終わった直後、俺は背後からエミリーに声をかけられた。
特に予定もなかったので、俺は軽く返事をしてから エミリーと医務室へ向かった。
「そこの椅子へどうぞ」
「ああ、失礼する」
「…それで、話ってなんだ?」
「最近、ノートンさんの様子がおかしいと思わない?」
__たしかに、ノートンは最近おかしい。
普段は絶対にしないようなミスをゲーム中にしてしまったり、顔色が悪かったり、無理矢理目を逸らそうとしてきたりと…
不自然なことばかりだ。
「やっぱり、ナワーブさんも心当たりがあるのね。」
「まぁ…そうだな。」
「そう、ナワーブさんとノートンさん、すごく仲がいいでしょう? よかったら、ノートンさんの傍で見ていて欲しいの。」
…俺とノートンの仲がいい…?
何処をどう見たらそう思ったのかよく分からないが…。
まぁ、いいだろう。
「ああ、分かった。」
そこで俺は医務室を後にした。
僕はいつも通り、ナイチンゲールさんから貰った薬を飲んでいた。
すると
ガチャ、という音とともに部屋の扉が開いた。
「…ノートン、邪魔するぞ。」
僕は咄嗟に薬を手の中に隠した。
「…? 今、何を隠したんだ?」
「ん、どうしたのナワーブ
何も隠してなんかないよ」
ナワーブに、嘘をついてしまった。
すごく、心が痛い
ごめんなさい、ナワーブ。どうかこんな僕を許して
「…そうか、」
「で、ナワーブは何をしに来たの?」
「あぁ… 最近、お前の体調が優れないようだったから様子を見に来たんだ。」
「…、」
やっぱり、みんなにもバレてきてるんだ。
早く、何とかしないと…
考え込んでいると、トサッ と何かが落ちる音がした。
(まずい…!)
…そう思った時にはもう遅くて、
「何か、落としたぞ…って…」
「…っ!」
バレた。
僕が1番知られたくなかった人に、ナワーブに。
「…ノートン、sub…だったのか…?」
絶対嫌われた。
僕は俯く事しか出来なかった。
「…その…、薬が効かないなら… 俺ではダメだろうか…?」
「…え…?何言って…」
「俺、domなんだ。」
僕は驚いて固まってしまった。
ナワーブが…?dom…?
飽きた
いつか続き書くよたぶん