あぁ、もうだめだ 気づけば足が動いてた
どこまでも走って でも 何がしたいのかわからない
ふと足を止め空を見上げた
空はどこまでも明るくて、すんでいて
憎らしいほどに
僕は捕まった 警察に保護された
見つかりたくなかったのに 探さなくてよかったのに
「今」から 「未来」から 「過去」から 逃げ出したいのに
気づけばまた足が動いていた
夜の道をひたすら走る 一心不乱に
空を見上げたら 夜の星たちが 僕を見下ろした
綺麗な光が 恨めしい夜だった
知りたくもなかった
この世界の素晴らしさ 理不尽さ 不平等さ 悲しさに
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