コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
起きたらベットにいた。
なんでベットにいるんだろうと疑問に思っていると口の中が痛い。
僕は鏡のある部屋に行った。
血だらけだった。
お口の中に火花が散ってしまったようだ。痛い熱い苦しい火傷…?そんなのどうでもいい。またこの言葉で自分を押し殺した。
「おっはよ〜」
「…」
朝から元気な君は汗をかいているのにも関わらず、自分の体を拭うよりも僕のあいさつを優先した。
「お前、その…マスクなんかしてどうした?」
「…」チラッ
「?」
言いたくないなぁ…いうのがめんどくさい。
いや、めんどくさいわけではない。心配されたくないだけだ。
「別に」
その後僕は君の後ろ姿を見たあと教室へと向かった。
「ではこの方程式で解いてみると…うーん、今日は7月16日だから、23番!」
はい。と、とぼとぼと答えると私は前に行き、黒板に式を書き始めた。
僕が指揮を書き終えた途端
「は?なんで?!」
と、いきなり声が上げられた。
君だった。
君であった。確か名前は…勇太(ゆうた)
「おい!なんだ勇太!お前はいつもいつも声がでかい!どうしてそんなに声がでかいんだ…いい加減にしてくれよ…」
「あはは、だって俺の書いた式と違う書き方してたし」
「お前が間違ってる」
そういった途端、クラスが賑やかになった。勇太は照れ臭そうに僕の方を見た…僕は照れ臭そうに勇太の方を見た…
「まぁ、そんなことはどうでもいい!早く授業をやるぞ!」
「はーい♪」
「はいw今日も生きていることにに罰を与えましょーw」
「ほんっと生きてる意味ないなぁ、お前は」
「マジ消えろ、きもい」
ドンっとか、バンっとか、シャキっとか、漫画みたいだなぁ…ふふ、漫画かぁ、随分読んでないから今度売りにでも出すか。
今日は家に帰った後手を洗って猫がいたら餌をあげて、洗濯物やって風呂に入って、ご飯作って勉強して、布団敷いて勉強して、寝るか。
そんなことを考えていた途端
「あんたのその髪の毛切っちゃおっか」
「…」
「返事がないってことはOKってことだねw」
「…」
「おい」
「…」
「おい!」ガンッ
「…」
「チッ、テメーマジで殺すぞ!」
「…」
「おいwなんか言えよ、おいw」
「…」
「マジいい加減にしろよ?」
「…ろせば、殺せば?」
そういうと君は私に蹴りをくらわせた。