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萌 .
#独り言
第6話:君を、知らない
⚠️少しりょつぱ要素があるかもしれません。苦手な方はお気をつけください。
⚠️かなり長いお話です
The HOPE-LIGHT開幕初日。
いつもならライブ前はゆっくり寝るのだけど、あまりにも元貴のことが心配であまり睡眠は取れず結局朝。
起きてもメイクやヘアセットはメイクさんがしてくれるすることは特にない。
二度寝しようと思ってもあまり寝る気にはなれなかった。
Ryok「はぁ…先に楽屋行っとこうかな…。楽屋で1人なら寝れるかもしれないし…。」
あまり疲れが取れていない重い体を無理やり起こして家を出る準備をする。
Ryok「朝ごはん…食べといた方がいいよなぁ…。」
正直言うと全く食欲は無い。30代の体でオールはなかなかにキツイ。
適当にプロテインを作り一気に飲み干す。
Ryok「はぁ…よし、行こう…」
マスクをつけ帽子を被り会場へと向かった。
Hrt「ぁれ、涼ちゃんじゃん。早くない?」
Ryok「そんなこと言ったら若井もでしょ…。寝れなかった感じ、?」
Hrt「ご名答。涼ちゃんもそうでしょ?」
Ryok「そうです…。30代の体にはオールはこたえるよ…」
Hrt「集合時間までめちゃくちゃ時間あるしちょっと寝てたら?もし元貴からなんか連絡あったらすぐ起こすから。」
Ryok「ありがと…じゃあお言葉に甘えさせてもらうね…」
Hrt「うん。おやすみ〜」
Ryok「ん……」パチ
Hrt「お、涼ちゃん起きた。おはよ」
Hrt「元貴もう来たよ。」
Ryok「ぅん……え、?」
“元貴もう来たよ”、?元貴がいるの、?
Ryok「も、元貴ッ!」
Mtk「ビクッぉ、おはよ、涼ちゃん」
横になっていたソファから飛び起き元貴の方に駆け寄る。
Mtk「ぅわッ手冷たッ」
元貴の両頬を包み問いかける
Ryok「ね、熱はッ?!」
Hrt「落ち着いて涼ちゃん。さっき目の前で測らせたけど平熱だったから。」
Ryok「ほ、ほんとに、?嘘ついてないよね、?」
Hrt「うん。ほんと。ちゃんとこの目で見たから。」
Ryok「ッはぁ〜……」ヘナヘナ
Mtk「りょ、涼ちゃん?!」
安堵からなのか、足の力が抜けへなへなと床に座り込んでしまう。
Mtk「すっごい隈…メイクで隠してるつもりでしょ。全然隠れてないよ。涼ちゃんらしくない、」
そう言って元貴が僕の隈を撫でる。
一体誰のせいだと思っているんだか…
コンコンコン
Make Staff「藤澤さん起きられました?メイク始めてもよろしいですか??」
Hrt「はい。よろしくお願いします」
Make Staff「では藤澤さんからさせていただきますね。こちらです。」
涼ちゃん「はい、わかりました。」
なんやかんやであっという間にライブ直前。
オープニングムービーが流れている会場からはファンの拍手や歓声が響き渡る。
Staff「若井さん藤澤さん5秒前でーす。」
Hrt「よろしくー!」
Ryok「よろしくー!!」
Staff「5ー、4ー、3ー、2ー、1ー、」
Staff「どうぞー!」
Mtk「楽しんでますか」
MCが始まると同時、会場に返事として歓声が響く。
Mtk「Mrs. GREEN APPLEです!」
Ryok「ふぅー!!」
Hrt「ふー!ふー!」
Mtk「いやー…ね、“The HOPE-LIGHT”という事で……このライブ名には“希望の光”という意味がこもっている訳ですが…皆さんきっとお仕事や勉学で忙しいと思いますので、ね。ぜひ今日だけでも忙しさを忘れていただけたらなと思います。」
Mtk「皆さん体調大丈夫ですか?ね。なんか気持ち悪いなーとか、ちょっと頭痛いなーとかあったら遠慮なく周りのスタッフに言ってくださいね。」
Mtk「じゃあ涼ちゃん、次の曲振りお願いしてもいい?」
Ryok「わぁたくしめが?」
Mtk「わぁたくしめがwはいwお願いします」
Ryok「いやー皆さん、盛り上がる準備できてますかぁ?!!」
Ryok「さぁみんなでご一緒に盛り上がりましょう!!!」
Ryok「No.7!!!!!!」
さぁ、次はFancyの披露。
この曲はキーボードのみの伴奏から始まる。
しん……と静かになった会場に、僕のキーボードの音色が響く。
客席から驚きの声や歓声が上がった。
元貴が歌い始め、どんどん曲が壮大になっていく。
Aメロ、Bメロが終わり、ついにダンスが始まる。
Ryok:🎹♬〃࿐♬*°
いいぞ、元貴も調子がいいみたいだ。
若井と僕も元貴に近づく。
🪈:•*¨*•.¸¸♬︎
🎻:* :•*”:♡.•♬✧
Ryok(1…2…3…4……)
よし、いいぞ…このまま何事もなく終われ……
会場の歓声も聞こえないまま曲の終わりに近づく。
Mtk:🎤🎼.•*¨*•.¸¸🎶.•*¨*•.¸¸🎶
Ryok:🎹.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬
Fancyの演奏が終わり、曲間に若井のギターを入れ替えたり元貴や僕が水を飲む。
水を飲んでいる時、暗闇であまり良くは見えなかったけど…隣に元貴の顔が酷く歪んで見えた。
Ryok「元貴、無理ならちゃんといいなよ。」
Mtk「大丈夫。無理なんかしてないから。」
元貴に耳打ちしても、大丈夫と言い張って自分の立ち位置に戻って言ってしまった。
なんだろう、凄く…凄く嫌な予感がする。
本当は今すぐ演奏から抜け出して元貴の体調を確認しに行きたい。
けど、それは叶わない。
力強くキーボードを叩きながら、何も起きないようにと神様に願った。
Mtk「せーのッ」
Mrs「Mrs. GREEN APPLEでしたー!!」
あっという間にアンコールも終わり、会場に歓声と拍手が響き渡る。
Mtk「ばいばーい!!!」
客席に向かって手を振りながら、ステージ下へと繋がる階段へと向かう。
必死に笑顔で手を振るけれど、僕の頭は焦りでいっぱいだった。
さっきサポメンを含め手を繋ぎお辞儀をした時、元貴の手が酷く震えていた。
さっき元貴が持っていたマイクもそうだ。客席からは見えないだろうが、明らかに震えていた。
絶対に、何かある。
僕、元貴、若井の順で階段を降り、階段を降り終えた僕はすぐに後ろにいる元貴の方に振り返った。
Ryok「ねぇ元貴……」
Ryok「……ッ?!」
Hrt「涼ちゃん!危ない!!」
振り返った時に僕の目に映ったのは、階段を降りている時に気を失って僕の方に倒れ込む元貴だった。
若井が元貴の衣装の首根っこを掴もうと手を伸ばすけど間に合わない。
ドンッッ
Hrt「元貴ッッ!涼ちゃんッ!!!」
何とかギリギリで受け身を取れた。元貴もどこも打ってはいないようだ。
真っ青な顔でガタガタ身体が激しく震えている。明らかに体温も低い。
Staff「大森さん……ッ?!どうなさいましたか?!!」
Ryok「気を失って倒れました!僕が下敷きになったのでどこも打ってません!!救護スタッフ!!誰かブランケットとか身体温めるもの持ってきて!!早くッッ!!!!」
客席に聞こえるんじゃないかってぐらいの大声を出す。
もちろん聞こえることはないが。
会場には「以上をもちまして、本日の公演は全て終了致しました。場外におきまして……」とアナウンスが響く。
が、今はそれどころではない。
Hrt「涼ちゃんッ!怪我してないッ?!」
若井が心底焦った顔で駆け寄ってくる。
Ryok「僕は大丈夫……それよりも元…」
Mtk「……ぐえ゙…ッ」ビチャビチャッ
Mtk「……ぉ゛え…ッヶポ…ッゲポッッ」ビチャビチャッビチャッッ
突然元貴が吐いてしまった。
僕が座って元貴のこと抱えてたから僕と元貴の衣装に嘔吐物がかかってしまった。
Ryok「わわ……ッ」
Hrt「ぅおッ…い、衣装が……!」
Hrt「スタッフッ!タオル!!元貴吐いたッ!!」
Hrt「涼ちゃん、元貴の身体横に向けよ。窒息しちゃうから」
Ryok「わ、わかった」
急いで元貴を床に寝かせ身体を横に向ける。
まだブランケットやタオルが届かず、ガタガタと震え続ける元貴の体をさすり少しでも暖かくなるようにする。
Ryok「神様……どうか、元貴を助けてください……」
Hrt「…ッ」
Staff「遅くなってすみませんッ!ブランケットとタオル持ってきました!」
Staff「救護室に先生呼んできたので、行きましょう!!」
元貴を抱き上げ走り出す。
また、お姫様抱っこで。
今度は、若井じゃなくて俺が抱き上げてるけど。
Ryok(かっる…)
30歳の立派な成人男性とは思えないほど軽い元貴の体。
ここ数週間で劇的に痩せたのは分かっていた。
「ちゃんと食べてる?」
の一言が言えたのなら、ここまで元貴を追い込まずに済んだのだろうか。
きっと言えなかったのは、心のどこかで元貴がいなくなってしまうかもしれない恐怖から目を背けていたからだろう。
Ryok「くそ…ッ」
若井にも元貴にも聞こえないように、ぼそっと呟く。
今は、体調が悪くなったら言う約束を破った元貴よりも、
心底、臆病で愚かな自分に腹が立って仕方がなかったから。
Dr「…極度の栄養失調と貧血です。」
Dr「ここ数日ほとんど固形物は食べてないでしょうね…。」
Ryok「栄、養失調…」
“栄養失調”
医師から告げられたその言葉が、より一層過去の自分への後悔と怒りを増幅させる。
僕の横に座っていた若井も、膝の上に置いている拳を強く握りしめた。
Dr「とりあえず点滴を打ちます。」
Dr「ビーフリード500mm、体温も低いから電気毛布も準備しておいて。」
Nurse「分かりました。」
Dr「また目が覚めたりしたらご連絡します。その時はこちらに来てください。」
Ryok「分かりました…」
Ryok「若井…行こう…」
下を向いたまま動かない若井の手を取り、半ば引きずるように連れていく。
Ryok「先生…元貴を、よろしくお願いします…ッ」
Dr「…はい。お任せ下さい。」
Ryok「失礼します…。」
楽屋までの廊下が、いつもの何十倍も長く思えた。
ライブ終わりに3人で並んで歩く廊下は一瞬なのに。
楽屋のドアを開け、若井を連れて中に入る。
ずっと俯いて一言も話さない若井をソファに座らせる。
Ryok「若井…」
Ryok「僕、衣装着替えに行ってくるから…ここで待ってて」
Ryok「絶対、どこにも行かないでね。」
Hrt「…」
相変わらず返事は返ってこない。
本当に若井をここに1人にしても大丈夫だろうか。
Ryok「わかった?」
Hrt「…」コク
若井が俯いたまま小さく首を縦に動かす。
かなり心配だけれど、直ぐに帰ってくれば大丈夫だろう。
Ryok「じゃあ、行ってくるからね」
さっさと着替えを済ませ、楽屋の近くの自販機でココアを僕と若井の分を買って、若井が待つ楽屋へと向かう。
楽屋の扉を開けると、僕が出ていく前と全く変わらない姿で俯いたままの若井。
机の上にココアを置き、若井の横へと座る。
Hrt「…」
今、若井がどんな顔をしてるのか。
泣いているのか、ぼーっとしているのか、怒っているのか。
髪が顔にかかって全く見れない。
Ryok「若井…」
膝の上に置かれている若井の手は、微かに震えていた。
怖かったのだろう。
あれほど朝「大丈夫」と言っていた元貴が、目の前で倒れていく怖さ。
きっと、ライブ終わりに手を繋いで礼をした時、元貴の手が震えていた事は若井も気づいていたはず。
元貴と同い年と言えど、一応若井はミセスの「末っ子」ではある。
僕よりもしっかりしてるし、頼りにはなるけれど…
ずっと少年のように純粋で、それでいて泣き虫で怖がりなのは元貴や僕よりも若井だった。
若井の頭をそっと撫で、腕を広げる。
Ryok「…おいで」
Hrt「…」
相変わらず何も喋らないけれど、大人しく僕の方を向いて膝の上に乗り、子供のように僕に抱きつく。
若井が僕の首元に顔を埋める。ふわふわの髪の毛が首に当たって少しくすぐったい。
Ryok「怖かったね…」
若井の体を強く抱き締め、優しく声をかける。
Hrt「…グスッ…う…グスッグスッ」
耳元で若井が啜り泣く声が聞こえる。
…声なんか我慢せず、思いっきり泣けばいいのに。
Ryok「ライブ終わりで疲れてるでしょ、寝てていいよ。またなんか連絡あったらおこすし」
子供をあやし寝かせるように、背中を優しくトントンと叩く。
休止中、同居している時にたまにこうやって若井が甘えて泣きついて来る事があった。
風呂の中ですら声を殺して泣いていたのだから、たまには思いっきり泣いて発散して欲しかったけど。
僕は若井が大きな声を上げて泣いたことを見た事がない。
休止中の細くてひょろひょろの体より筋肉も付いて、ガタイがよく分厚くなった若井の体。
けれど、僕には休止中よりも小さく、今すぐにでも壊れてしまいそうなほど儚く思えた。
もし、元貴に何かあったなら…
もしミセスの活動を辞めるかもしれないとなったなら、僕たちはどうなるんだろう。
僕と若井は元貴みたいにソロ活動なんかしてないし。若井はM:ZINEのMCがあるし、なんでも出来るからきっと生きていけるだろう。
けど、僕は…
元貴や若井よりも習得に時間がかかるし、才能もない“平凡”な人間なのに…
元貴のお陰で、こんな“平凡”な僕でも輝けたのに。
いつもメンバーの前で泣くことはしないけれど。
今日ぐらいは、泣いてもいいだろうか。
Ryok「…グスッ…」
僕の頬を、涙が伝う。
僕も若井の肩に顔を埋め、声を殺して泣いていた。
あれから、どれだけ時間が経ったのだろう。
水すら口にせず、ひたすらふたりで泣いていた。
若井は僕に抱きついたまま寝ている。
ヴーっヴーっヴーっ
Ryok「ん…?」
僕の携帯から音が鳴る。
着信先は…救護室にいるであろう先生。
もしかして、元貴の目が覚めたのだろうか。
すぐにスマホを手に取り電話に出る。
Ryok「先生…ッも、元貴は…ッ!?」
Dr『藤澤さん、今、お時間大丈夫ですか。』
Ryok「は、はい…大丈夫です」
Dr『出来れば、藤澤さんおひとりだけでこちらに来ていただきたいのです。』
Dr『少し、お話したいことがありまして』
Ryok「わ、分かりました…直ぐに向かいます」
Dr『お手数おかけしてすみません。ゆっくりで大丈夫ですので。』
Ryok「分かりました…失礼します…」
“僕一人で”
その言葉が頭から離れず、手汗が手に滲む。
…怖い。
元貴に、何かあったのだろうか。
Ryok「…ッ」
グズグズしている時間はない。
若井を起こさないようにそっとソファに寝かせる。
Ryok「ごめんね…ちょっとまっててね」
若井の頭をそっと撫で、泣いた跡が付いている赤い目元をそっと拭う。
そっと楽屋のドアを開け、救護室へ向かった。
やっとの思いで救護室に着き、震える手でドアをノックし、開けて中に入る。
Ryok「失礼、します」
僕の声に先生が気づき、椅子をこちらに向ける。
Dr「藤澤さん、お手数おかけしてすみません」
Dr「どうぞ、この椅子にお座り下さい」
Ryok「あの、先生…お話というのは…」
Dr「…最近、大森さんが変わったと思うことは無いですか。」
Ryok「変わったこと…ですか…」
“変わったこと”
そんなこと言われたら、一体何個思いつくだろう。
Dr「…なんでもいいんです。1個でも、2個でも、ほんとに些細なことでも。なんでも」
Ryok「…」
Ryok「…最近、明らかに数日で劇的に痩せました。元々ガリガリという程ではないですけど…鍛えてた筋肉も、痩せて全て無くなってしまって分厚かった体が薄くなるほどには。」
Ryok「…あと、疲れやすくなったと…。寝ても疲れが取れなくて、体力も落ちたと…。よく言っていました。」
Dr「…やはり、ですか…。」
Ryok「先生、元貴になにかあったんですか…ッ?」
Dr「…藤澤さん、大森さんが、どれだけ痩せているか、知っていますか…。」
Ryok「…えッ」
たしかに、顔や体の薄さは劇的に変わったと思うけれど…
最近はずっと体型が隠れるようなダボッとした大きめの服を着てたから、“どのぐらい痩せたか”と言われると明確には分からない。
Dr「…こちらに来ていただけますか」
先生が椅子から立ち上がり、元貴が横たわっているベッドに向かって歩き出す。
Dr「先程、階段をおりている時に倒れたと仰ってたので、怪我が無いか確認をさせていただいたのですが…」
そう言って、先生が元貴の服を肋骨が見えるぐらいまであげる。
Ryok「…ぇッ、?はッ…?」
そこには、肋が浮き出てるほど痩せている元貴の体。“骨と皮だけ”という言葉はまさにこの事だろう。
“少し”所ではない。一体何キロ痩せればここまで細くなるのだ。
Ryok「ぇ、?え?な、なにこれ…ッ」
Ryok「せ、先生…ッこれは…ッ?!」
Dr「…」
そして、上半身に付いているのは無数のアザ。
誰かに殴られたのかと思うほど痛々しいアザが元貴の体に刻まれていた。
Dr「藤澤さん、落ち着いて聞いてくださいね…」
Dr「おそらく大森さんは…」
Dr「 」
Ryok「…ぇ」
バタン
救護室を出て、廊下にへなへなとへたり込む。
Ryok「……」
『大森さんは、“白血病”かもしれません』
先生が言ったこの言葉が、頭から離れない。
元貴をちゃんと知っていた。
つもりだった。
わかった気になってた。
元貴のたった一部を全部としてしまっていたから。
全部、全部、なんで気づけなかったのだろう。
元貴は、きっと僕たちにSOSを出していたんだろう。
「疲れやすくなった」って
「食欲がない」って
言ってくれていたのに。
全部、悪いのは僕だ。
元貴は、何も悪くない。
僕の、僕たちのラブソングはちゃんと元貴に届いていたのだろうか。
届いて欲しかったなぁ。
明らかに、笑顔が減った元貴。
高い独特な笑い声で、僕の些細な一言で笑ってくれる元貴は、どこに行ってしまったのだろうか。
スマホを握りしめ、ホーム画面に設定してある3人で撮った自撮り。
あぁ、この写真の元貴は笑ってる。
この写真みたいな、よく笑う元貴に会いたいなぁ。
俺は、元貴を知らないから。
Ryok「…ぅ゙ぁああ゙ッッ」
誰もいない廊下に、僕の叫び声が響く。
涙が止まらない。
元貴に貰ったイヤリングが、手が当たって床に落ちた。
おかえりなさい!楽しめましたか?
更新が遅れてしまって申し訳ないです💦
日をかけて少しずつ書いていたので内容が繋がってなかったり訳わかんないこと書いてるかもしれないです…すみません🥲
では、また次回のお話でお会いしましょう!
コメント
2件
若井さんと藤澤さんにつられて私も泣かされました!笑 大森さん、白血病だなんて…悲しすぎる… そして、少しずつでも助けを求めていたのに気づけなかった藤澤さんや若井さんも辛いだろうなぁ… ゆっくりでいいので、続き待ってます✨