現在、inショッピングモール
『2人でお出かけってあんましたことないよね〜』
フョードル「あまり、ではなくしたことありませんよ」
『何か意外かも』
フョードル「ふふ、笑」
『何処行く?』
フョードル「此の..服屋さんとか行ってみたいです」
『いーね、買おっか』
はい。フョードルくんに何個か着させたんですよ。着させたんだけどさ、全部似合いすぎて選べなかった、、、(
『やばい…可笑しいって』
フョードル「?何がです?」
『ナンデモナイ』
フョードル「あ、すみません御手洗行ってもいいですか?」
『じゃあ私も行くよ、!』
フョードル「じゃあ、此処で集合しましょうか」
『そだね!』
『…()』
フョードルくん遅いなぁ…大丈夫かなぁ…
「すまないね」
『あ、フョードルく…』
『だっだだ太宰さん!?なんで此処に?』
太宰「厭だなぁ、私だって休日に買い物くらいするさ」
『イメージ無いですけどね…はは』
太宰「そう云えば、私今ご婦人にあげる贈呈品を選んでいたのだよ」
<<嫌な予感>>
太宰「折角なら杏那ちゃん、選んで!」
『いや…私とその人と好み合わないかも… 』
太宰「私には気持ちが分からないから、それよりかはマシだろう?」
『う…じゃあ少しだけですよ?』
太宰「嗚呼!」
フョードルside
ある物を買っていたら、少し遅くなってしまいました…
心配してないといいのですが、、、
「…居ない」
鞄の中に仕掛けた盗聴器を聞く。
〈少しだけですよ?〉
声だけでも画になりますね(真剣)
〈嗚呼!〉
…太宰くんですか、、
「チッ」
杏那さん…独りにしないと云っておきながら他の男と……
お仕置…いや、印を付けた方が……
〈此のネックレスとかどうです? 可愛いし!〉
〈へぇ、じゃあこれにするよ。今度お礼でもどうかい?1週間後、予定ある?〉
〈ないザーですけザーー…〉
〈じザーあ、ザーー、時にザーでね!〉
なんでこんな時に調子が悪くなるんでしょうかね…
まァ行きましょうか。
それに、来週家から出させなければ良い話ですしね…♡
コツ、コツ、コツ
「太宰くん」
「私の杏那さんで遊ばないで下さい」
太宰「遊んでないけど?此方は真剣だよ」
『えぇ…??どしたの?』
くっ…困惑して意味がわかっていない杏那さんも狂おしく愛しい…
「では…ニコッ」
太宰「ふふ…その気かい」
『???』
「行きましょう杏那さん」
『あ、さよなら〜』
貴女side
数時間後、フョードルくんとあからさまに高そうなレストランに入った。
『だ、大丈夫なの…?高そうだよ…?』
フョードル「ふふ、大丈夫ですよ」
テラス席で、ヨコハマの街並みを見渡せる。
やっぱり綺麗だなぁ…
たまに爆発起きるけどね…(
『綺麗だね…ってフョードルくん?』
フョードルくんが片膝をつく。
何だか、映画のプロポーズシーンみたいだ。なんか面白い。
フョードル「ぼくと、付き合ってはくれませんか?」
シン……と辺りは静まり返っている。
テラス席には私たちしかいない。
『〜〜〜っ//!』
『フョードルくんのばか!絶対分かって言ってるよね…?』
『…私もだよ!』
フョードル「良かったです…」
ヨコハマで、或る男女がひしと抱きしめあう。
フョードル「もし断られたらと…気が気でなかったので…」
消え入りそうな声だった。
『…ネックレス?私が好きな色の』
フョードル「ええ。僕はピアスですけど、お揃いですね」
『嬉しい、もしかして、今日手洗が長かったのって…』
フョードル「ふふ、笑」
「バレてしまいましたか」
フョードルside
今、私と抱きしめてあっている彼女。
本当は切り捨ての駒だった筈なのに…
計画が少し崩れてしまいましたね
でも、後悔はありません
「
Я сделаю все хаотично для вас…♡」
一生離しませんよ、
高橋杏那さん?
作者です!
投稿頻度落ちてすみません…🙇🏻♀️´-
リアルで忙しくて…
ちょくちょく書いてたのを投稿します!
ていうか、ひしと抱きしめ合う。って走れメロスだよね…(((
ロシア語の意味、調べてみてくださいね!
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡50、💬1
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!