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⚠前回に続き、洗脳、監禁表現が出てきます。
今回は、最初からその表現が出てくるので、
注意してください。
「龍馬くん、ご飯作って来たから一緒に食べよ。」
「うん!」龍馬くんのご飯は、凄く美味しい。最初は、少し不格好だったご飯も、今じゃ一級品。多分だけど、高いご飯とか食べたことないからわかんないけど、
「はい、これ龍馬くんの分ね。今これ外すから、」カチッ
「ありがとう。」ご飯の時は、雅さんが居るからと言って、手錠だけは、外してくれる。
「いただきます!んー美味っ!」
「ありがとう笑いっつも美味しそうに食べてくれて嬉しいよ。」
「え?だって、美味しそうじゃなくて、美味しいんだもん!」
「ありがとう笑」
「なんで笑ってんのー」
「ごちそうさまでした。」
「はい。お粗末さまでした。食べ終わったから、これ付けるよ。」カチッ
「食器片付けて来るね。」
「うん!気おつけてね。」バタンカチッ
雅さんが部屋を空ける時は、必ず鍵を掛けていく。
カツン
ん?窓の方からだ、木の板で外見えないけど、誰かいるのかな、
「りゅ…ま…ん!」なんか言ってる?よく聞こえない。もしかして、俺を殺しに、あの時俺のこと殺せなかったから、今来たんじゃ。
「ハァハァやだ、やだ、みやび、さ、ん」助けて、
カチャ
「戻ったよ、龍馬くん。って龍馬くん?大丈夫!?」あ、雅さん来た。助け、て
「助けて、俺のこと、殺しに来たんだ!助けて!雅さん!おれ、ころされ、あぁぁーー!」
「大丈夫。大丈夫。俺が居るから。龍馬くんは、殺されないよ。ナデナデ」あ。温かい。
「ぁ、ぁ、スピスピ」
「うん。落ち着いたかな。それで、誰だろうね。俺の龍馬くんをこんなにしたのは、チラ」やっぱり君か。ガタ
「早かったね。ここまで来るの。ニコ」
「ぅうん〜」あれ、俺寝て、雅さん。どこ?
「あ、起きた?調子は、大丈夫?」ほ、いた。
「あの人は?もう居ない?も、大丈夫?」
「うん。もう居ない。調子も大丈夫そうだし良かった。」良かった。この一言が凄く震えて聞こえた。
「ありがとう。雅さん。」
「全然いいよ。龍馬くんが無事で良かった。お粥。作って来たけど、食べれる?」あんまり食欲無いけど。ちょっとなら、
「ちょっとなら、」
「うん。わかった。はい。」
「いただきます。パクッ」
「ごちそうさまでした。」
「はい。お粗末さまでした。」本当にちょっとしか食べれなかった。
「あ、ごめんなさい。沢山残しちゃった。」折角作ってくれたのに、
「いいよ〜全然。逆に、ちょっとでも食べてくれて嬉しいよ。」
「うん、、、」
「そんなしょげた顔しないの!もう来ないんだから、安心して。いざとなったら俺が助けるから。ね?」
「うん。そうだね。ありがとう。」
あの騒動があって、多分たくさん日がたった。今、雅さんは、買い出しに行っている。すぐ帰ってくるって言ってたから、もうすぐ帰ってくると思う。
ガチャ
あっ帰ってきた。あれ?でもおかしい。いつもは、すぐ入ってくるのに、
バンッ
っ、え?扉が、壊れ、え?ゆう、ま、くん?あれ?死んだんじゃ、あれ?夢?
「龍馬くん。」悠馬くんが俺の名前を呼んで、
「悠馬くん?本物?」鎖のせいで、君のところまで行けない。
「やっと、迎えに来れた、ダキ」あ、あぁ悠馬くんだ、
「ポロポロゆうま、くんだ、ポロポロ」
「俺の家へ行こ。」でも、俺には、雅さんが、
「それは、無理。俺には、雅さんがいるから。」
「え?でも、龍馬くんをこんなにしたのだって、おばさんが死んだのだって全部」
「は〜いそこまで、」あ、雅さん帰ってきてたんだ。今、悠馬くん何か言いかけて、
「偉いね、龍馬くん誘い断れて。でも、俺以外の奴に触れさせたのは、ダメだよ?」あ、
「ごめんなさパシッ」あ、怒らせちゃった。頑張っていたのに。
「おい、雅。それ以上。龍馬くんに、手を出すな。」
「え?これは、躾だよ?まだ俺のものって分かっていない、龍馬くんへの、躾。」
「何言ってるんだ?龍馬くんは、誰かの物じゃない。龍馬くんは、龍馬くんだ。」
「じゃあさ、龍馬くんは、どっちに行きたい?君が決めて?」え?俺?
「龍馬くんこいつは、龍馬くんの母さんを殺したんだよ。思い出して?」え?母さんを殺した?雅さんが?
「はぁ〜言われちゃった。思い出して?あの日、龍馬くんのお母さんを殺したのは、俺だよ?」
「え?じゃあ悠馬くんは、俺を助けに来てくれた?」
「うん。」
俺は、どっちにすれば、悠馬くんは、優しい。でも、雅さんは、俺を守ってくれる。のか?
「俺は、悠馬くんのほうにい、く、」
「うん。わかった。じゃあ、さようなら雅さん。」
「なんで?何でいつも俺じゃないの?俺は、誰よりも龍馬くんのことを大切にして、」
「分かってる。その事は、でもだからと言って母さんを、殺さなくても、良かったじゃん!真正面から、言ってくれれば、」
「振ってたじゃん。真正面から言ったら、龍馬くんは、俺の事振ってたじゃん。」
「そうかもしれない。だけど、今よりもっと良くなってたかもしれない。」
「あ、あ、」
「ごめんね、雅さん。」
「雅さん。村長の、家まで来てもらうからな。」
「………ら、」え?
「え?」
「それなら、死んだ方がマシだ。」何して、
え?
「危ない。おい、なんで死のうとした。そんなことして罪から逃れられるのかよ!」
「何で、邪魔した、俺は、龍馬くんが居ないと、生きている理由が無い。」は?
「パシッ何言ってるんだよ!俺がいないと生きていけない?いるじゃん今此処に、死んでなんかいない。絶交するとも言っていないじゃん!俺は、今の雅さんは、自分の事しか考えてない!」
「え?」
「さっさと村長のとこ行って反省してこい!ほら、悠馬くん!連れてって!手っ手当してもらってね!」
「え?あ、はい。ほら、行くぞ」
「ごめんなさい。龍馬くん。」
一件落着なのか?あー恥ずかしい。恥ずか死しそう。頭に血が上っていたとはいえ、あんなこと言っちゃった。あー恥ずかし、でも。もう少し、雅さんの異変に早く気づいてあげれてたら、こんな事には、ならなかったのかな。折角近くにいたのに。
「ごめんなさい。父さん。母さんのこと守れなかった。」その時、大丈夫だ。龍馬が生きていて良かった。と聞こえた気がした。あっちで会えてたらいいな。と、思った。
無理矢理終わらせちゃったせいで、変になっちゃってるかもしれないです。
お知らせです。
とりあえず雅さんの話は、ここまで、です。まだseason2は、続くので、最後まで見てください。
是非次回も見てください。